頼もしい中継ぎ陣！しびれた福さん、藤嶋さんの好投【中日ドラゴンズ・9月6日】
9連戦の初戦を迎えた中日。その大切な初戦の先発マウンドを託された柳裕也投手が広島打線に捕まり、4回途中4失点で降板。試合も2対4で敗れ、幸先の良いスタートとはなりませんでした。
しかし、柳投手の後を継いだ中継ぎ投手陣がこの日も奮闘。安心感抜群の投球を魅せ、改めて存在感を示しました。
好リリーフが流れを呼ぶ
根尾昂投手、福敬登投手、祖父江大輔投手、谷元圭介投手、藤嶋健人投手と繋いだ試合。まず、存在感を示したのは根尾投手でした。
4回、一死満塁のピンチで登板。しかも、打者は広島の4番・西川龍馬選手。試合展開を考えると1点もやりたくない場面。ただ、広島打線も西川選手、坂倉将吾選手と強打者が続く打順。ある程度の失点は致し方ない。そう思いましたが、根尾投手が三振、一ゴに抑え、見事無失点でピンチを脱しました。
この好リリーフが流れを呼んだのか。その裏の攻撃で、阿部寿樹選手に第9号となる2点本塁打が飛び出し、2点差に詰め寄りました。勝利には結びつきませんでしたが、根尾投手が価値ある投球を魅せました。
完璧な投球！福投手・藤嶋投手
そして、最近絶好調の福投手も、存在感を示しました。6回に登板し、菊池涼介選手、秋山翔吾選手、西川選手を3人斬り。防御率こそ4点台ですが、直近5試合の登板で被安打0。完璧すぎる投球を続けています。
9回に登板した藤嶋投手も3人斬り。特に、坂倉選手との対戦は見応えがありました。2ボール、2ストライクと追い込んでから、オール直球勝負。坂倉選手もファールで粘りますが、8球目で空振り三振。球速は145㌔を計測し、藤嶋投手の状態の良さが伝わってくる場面でした。
長いシーズンも残りわずか。今季もR・マルティネス投手を筆頭に、中継ぎ投手陣が好投を続けています。逆転CSへ、頼りになる中継ぎ陣が最後までチームを支えます。
【出典】
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