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全員右投手 ドラフト会議で誰を指名?【中日ドラゴンズ・9月20日】

 4時間を超える試合を見事に制しました。中日は20日、敵地で広島と対戦し、5対3で勝利。これで引き分けを挟んで3連勝。シーズン終盤、粘り強い戦いを魅せています。

 しかし、来季に向けて課題も見え隠れしています。開催まで残り1ヶ月をきったドラフト会議が、非常に重要になってきそうです。

盤石の中継ぎ投手陣

 初回に3失点を喫しましたが、その後は延長11回まで0を並べた投手陣。先発・柳裕也さんの後を継いだ6人の中継ぎ投手陣が、最高の投球で勝利を呼び込みました。

 盤石の中継ぎ投手陣に、文句のつけようもありません。若い清水達也さんが台頭し、ベテランの祖父江大輔さんも健在。年齢層が偏りすぎず、まさに理想の状態と言えます。

中継ぎ左腕0人

 しかし、一つだけ懸念点もあります。それは左腕不足です。先発投手陣は大野雄大さん、小笠原慎之介さんなど左腕王国が形成されつつあります。

 一方、中継ぎ投手陣は、福敬登さんが出場選手登録を抹消された影響で、左腕は0人。この日、ベンチ入りした投手は全員右投手でした。

 盤石な中継ぎ投手陣ではありますが、左腕を苦手とする打者と対戦する時は、やはり左腕をぶつけたいところ。1枚は左腕がベンチ入りしていると、相手の作戦にも影響を与えるはずです。

ドラフトで指名

 実績十分の福さん、岡田俊哉さんが控え、昨季のドラフト会議で石森大誠さんを指名するなど、貴重な左腕がいないわけではありません。

 ただ、10月のドラフト会議で左腕を指名しておくことで、長いシーズンを乗り切れると考えています。日体大の矢沢宏太さんや、白鴎大の曽谷龍平さんは評価が高く、上位指名も考えられます。

 高校生では、2年夏に甲子園の土を踏んだ阿南光の森山暁生さんも貴重な左腕として活躍が期待できます。

来季に向けて

 ただ、ドラフト会議で上手く指名できない可能性もあります。来季に向けて、新外国人投手の獲得他球団から左腕を獲得するなど様々な方法が考えられます。

 福さんや岡田さんが1軍のマウンドに復帰することを祈りつつ、新たな戦力の獲得を検討しても良いと思うのですが。。

【参考サイト】


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