【家を買うまで】⑩FPの診断を受ける
本当に大丈夫?
⑥「他人の意見を聞く」でSUUMOカウンターのお姉さんに勧められたFP診断を受けた時の話です。(ここまで辿り着くの長いな…!)
SUUMOのお姉さんが「買えますよ」と言った新築が本当に買えるのか。ここまでの人生、お金に関してはどんぶり勘定しかしてこなかった私は若干ビビっていた。なんせ、趣味が「プライスレス」なんだもの。「使いすぎ、退職後5年と生きられない」と言われてしまうのではないかとビビっていた。
理解あるFPさん
FPさんは私とほぼ同年代の女性だった。年収や貯金額、生活費などザクザクと聞き出して入力してくれる。何項目めかに「旅行は年にどれくらい?」と聞かれたので
「旅行…まぁ旅行っちゃ旅行ですけど…」と言葉を濁すと「推し活ですか?」とズバリ当てられたので「はいそうです」と言うしかなかった。
「あら!誰ですか?」
こうやって聞いてくる人は大抵「自分にも推しがいる人」だ。「最近デビューしたAぇ!groupで」と答えるとその人は「私はずっとマッチです」と言った。
事務所の大先輩じゃん!!!
そしてついに「趣味」の金額を入力する段になった。(怒られる…)そう思いながら「いくらぐらいお使いですか?」に対し「あの…プライスレスなんで。計算しないようにしてるんです」と答えた。
「ですよね!じゃあ100万円で入力しますね!」
「90歳くらいまで100万円でいいですか?」
「ひゃくまんえん!?そんなに使うかなぁ」
「グッズやら遠征やらでそんなもんじゃないですかね〜」
「流石に90歳まで遠征しないと思います…」
「じゃあ75くらいからは近郊だけで50万円にしておきますね!」
怒られるどころかめちゃくちゃ理解があった。
なんとかいけそう
生活費を大きく見積りすぎていたので最初は80歳手前で資金が底をつく計算になったが、その辺を修正したら90歳までは資金が持つ、という試算が出来上がった。
しかも推し活に100万。
推し活をやめれば余裕で生きられそうである。
でも推し活のない人生を送ったら病気になりそう。
つまりこの年100万は「予防医療費」ってことだ。
めっちゃ遠征しているかのように見られるが、そんなにお金は使っていない。猫がいるので基本日帰りだし。観光も付けない。JRの在来線に乗る感覚で新幹線に乗っているのよ。美味しいものも滅多に食べない。帰りの新幹線でコンビニおにぎりを食べるのみである。
だから100万円も使っていないつもりだが、誰にこのことを話しても「アンタは使ってるよ」と鼻で笑われた。
そうかなぁ。
新築マンション価格での試算
なので、私の人生はなんとかなりそうだ。
SUUMOのお姉さんも言っていたが「マンションは資産になる」ということ。
なので、現在の天引きの財形貯蓄分がローンの支払いに回るとして、ちょうど「今の家賃+貯蓄」=「ローンの返済額」となった。
あとは、現在の生命保険を見直すこと(ローンには団信が付帯するので、死亡保障は外してよい)、手持ちの貯蓄をなんらかの形で運用して運用益を得ると尚良し、積立NISAも見直してみたら、などのアドバイスをもらった。でもあんまりその辺得意じゃないので、積立NISAはカードに付帯しているもののままにしている。運用をFPさんにお願いすると別料金が発生するらしいので、ここは幼馴染の保険屋さんに聞いてみることにしようと思う。
とにかく、推し活100万というプランのおかげで、なんだかちょっと気が楽になった。
というわけで、この後夕方から、ついに新築マンションの販売センターの扉を叩くのである!
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