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母は短期記憶ができないと画像を見て理解した。

認知症要介護1の母と同居している。
毎月通っている老年内科に行きつけず帰ってきたので同行した。
そして、ついでに3年ぶりにMRIもとることになった。

1週間後に結果を聞きに行ったところ、医師から「海馬の萎縮は一番高いレベル?まで進んだ、脳の他の部分は年齢相応の萎縮だから、まあ、生活はできるでしょう」と言われた。短期の記憶力がなくて生活するくらいは、排泄、食事、徘徊などの問題がないので大変とはならないのだろう。

何度も同じことを言われ、何度言ってもわからなくてイライラしていた。今回、MRIの画像で萎縮した海馬を見てもう短期記憶ができないんだと腑に落ちて何か吹っ切れた。
独り言のような、甘えのような何度も繰り返される言葉にきちんとわかるように頑張って答えてイライラするのは意味がないと割り切った。

「同じことを何度聞かれても淡々と適当に答える」と毎日見て忘れないようにグーグルカレンダーに目立つ色で書き込んだ。

テキトーではなく当たり障りのない生返事をするということ。

次の問題は「これをされると困る」ことをやめてもらうにはどうすればいいのか。これは難題。


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