
忘れないでね 忘れないから
エンディングを迎えてから1週間が経った。
それこそライブ前後はメソメソ毎日泣いてて、朝起きては泣き、曲を聴いては泣き、毎日情緒が終わっていた。
しかし、意外な事にライブ当日の1/4になって、現場に行くと一瞬その気持ちは和らいだ。
なんせよやれ物販やら、やれグッズ交換やらでありがたい事にヲタクたちに囲まれっぱなしだったのだ。
お陰でグッズも殆ど手に入り悔い無く収集癖を満たせた。
その節はありがとうございました。
本当に周りに恵まれてる。
いざライブが始まると殆どMCの無いライブについて行くのが必死だった(年齢よ…)
しかしライブが進むにつれ色んな事が思い出され、涙が止まらなくなった。
特に初日は周りに女の子が多かったからかみんな号泣状態。
そして2017年の幕神ツアーの後に残ったモヤモヤをアンコールのORANGE RIUMが全て昇華してくれた。
あれに救われたヲタクは多いはず…
あの演出はズルい。
自分はもが推しでは無いが、あれは泣かない訳がなかった。
自然と当時のことが思い出されて涙が溢れてしまった。
これを書いている今もテラサで初日を見返しているが、涙が止まらん。
あと鼻水も。
おそらくこのライブが円盤になって何回も見直せるようになっても何回でも泣くと思う。
急に2日目に話は飛ぶ。
2日目も最後に近づけば近づくほど涙が止まらなかったけど、サクぱれでマイクをステージに置いて、まるでキャンディーズの『普通の女の子に戻ります』状態(伝わるのかなこれ)になったメンバーはトロッコで舞い踊りながら帰って(?)行った。
それを見ているとなぜか段々と晴れやかな気持ちになっていった。
号泣はしているけど。
そうやって2日目もあっという間に幕が閉じてしまった。

カラフルを閉じ込めた
ここから数日間恐ろしいぐらいの筋肉痛に悩まされ、朝起きる度に「もうこの世にはでんぱ組.incは存在しないんだ……」と思い一人泣く日々が続いた。
休職中で本当によかった。
こんな状態じゃ仕事なんか出来なかったと思う。
でも、1/5を過ぎてから確実に自分の中での考え方や気持ちの作り方が良い方に変わった気がする。
運良く(?)りとくんはミームトーキョーに戻って行くので今後も会えるし現場もある。
そのお陰もあるとは思うが、約10年間自分を支えてくれたグループ自体のお陰で確実に気持ちが前向きになることが増えた。
今までも何度も沢山助けて貰ってきたはずなのに、今の方が“救われた感”がある。
不思議だよね。
でもそれはでんぱ組.incの『宇宙を救う』という一貫したテーマからしたら、最終的な正解なのかもしれない。
なぜならこうやって自分のように宇宙なんかより小規模な部分で救われた人間がいるから。
宇宙を全部救えなくても、こんなちっぽけな人間1人は確実に救った。
だから自分はこれからも死にたい・無理だ と思った時はでんぱ組.incに救って貰った時の事を思い出して生きて行くんだなあ、、、なんて思った。
…正直もっと色々書きたかったけど、好きが過ぎて逆に書けない状態。
乱文も乱文。
でも、初めてでんぱのライブを観た19歳の自分、30歳までよく生きました。
でももう少し生きていきたいなって思えたから、もうそれでいいよね。
自分の小宇宙は救われた。

2人とも、月並みだけどありがとう。
その先はまた今度ね。
今まで過ごした全部が、私の宝物です。