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「自分の価値観を貫いた先に見えた起業」株式会社高江洲代表取締役・理学療法士/高江洲良子インタビュー

こんにちは!
理学療法士 安田です。

様々な活動をされているセラピストの方から
どんな経験をしてきたのか、
これまでに培ってきた価値観や
仕事に対する想いをインタビューしています。

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今回は、山本秀一朗さんからご紹介いただきました
株式会社高江洲代表取締役
理学療法士 高江洲良子さんにお話を伺いました!

高江洲さんは理学療法士として総合病院に勤めた後、
患者さん自らが能動的にリハビリできる環境を
つくりたいという思いから
若くして株式会社高江洲を設立。

美容とリハビリを組み合わせた
「リハビリビューティー」という
新たなジャンルを確立し事業を行っている。

起業は少しハードルが高いとイメージもあるが、
高江洲さんはチャレンジするとに迷いはなかった。

「やりたいからやる」


深く考え過ぎず自分の気持ちを大切に
邁進してきた高江洲さんから学ぶ

「自分自身の価値観に正直に生きること」

あなたが大切にする価値観は何ですか?

意欲的になれる新しいリハビリの形

「鏡を前にすると手が動くんだ」

起業の原点となったのは、病院で目にした
一人の患者さんの姿だった。

理学療法士の実習で訪れた病院。

リハビリをする先生の横には
ぐたっとした女性の患者さんがいた。

認知症の影響もあり、
手も動かず何もやりたくない様子だった。

ところが、姿勢鏡の前に来た途端
女性の様子が一変する。


今まで動く素振りを見せなかった女性が
自ら手を動かして髪を直し、顔のしわも気にしている。


「やらされているリハビリより、
自分自身で動いていけるリハビリができたらいいな」

女性の姿を見て、そう思った。

「美容動作とリハビリのコラボレーションしていきたい」

どこもやっているところがないなら
自分で起業しよう。

こうして生まれたのが「株式会社高江洲」。


ご利用者自身で手を動かしてもらうことを大切に、
メイクの動作やスキンケアの動作を通したリハビリを実施。

機能回復だけを目的とするリハビリではなく
いつまでもキレイでありたいという願いも叶える、
「リハビリ」×「美容」という新しいスタイルのサービスで
ご利用者を元気にしている。

夢の先にあった「起業」という手段

女性患者さんとの出会いがきっかけとなり、
起業へと踏み切った高江洲さん。

ただ、昔から起業を夢見ていたわけではなく、
それまで「起業」という言葉すら知らなかった。

患者さんが嫌々リハビリするを姿を見て、
それをなくしたいと思った。


どうしたら自発的にリハビリをしてくれるのか

考えた先にたどり着いたのが、
たまたま起業という形であった。


起業したいから会社を立ち上げるのではなく、
自発的にリハビリできる環境をつくりたいから起業する。


深く考え過ぎず自分の気持ちに素直に従った。

大切なのは自分自身の価値観を大切にすることだ。

自分自身の価値観を把握しておくと、物事の選択基準もでき
自分が何をするべきなのかやるべきことが見えてきます。

自分にとって大切なことは何なのか、
ぜひ考えてみてください。


一人で仕事はしない


株式会社高江洲はリハビリビューティー事業の拡大を目指しながら
エステティックサロンの展開に
化粧品の開発・製造も進めるなどどんどん事業を拡大中。

起業もしてここまで順調にキャリアを重ね、
エリート街道を歩んできたのかように思えるが
決してそんなことはない。

学生時代は勉強ができず、
いかに周りのみんなに教えてもらうのかという事を考えていた。

一人で抱え込まず人を頼れるのが
高江洲さんの強みの一つで、
その強みは社会人となった今でも活きている。

自分がやるより他の人がやった方が仕事が回るなら
遠慮なく頼む。

また、成長を促すために、
自分がやった方が早く終わる仕事をあえて人に頼むこともある。

決して一人でやろうとは思わない。

困ったときにまず考えるのは
誰に頼めば問題が解決できるのかということ。

そのための人脈作りも常に行い
業種に関わらず幅広く交流を重ねている。

元々新しい方に会うのが好きで、
今でも月に100人以上ははじめましての方と出会っている。

この出会いが仕事につながることも多い。

人とのつながりを大切にしながら、
事業を拡大させ次なる夢は
「株式上場」と「リハビリビューティー事業の全国展開」。


家がないぐらい貧乏な家庭で育ったという高江洲さん。

「そんな環境からでも会社をもって
全国展開ができて上場ができて、
そんな理学療法士がいたという事が残ればいい。

そんな人でも起業できるんだったら、
自分も挑戦したいなと思ってもらえるような人になりたい。 」


自分自身の気持ちに正直に向き合い、
起業を果たした高江州さん。

自分自身の努力はもちろんのこと、
上手に周囲の人の力も借りながら事業を発展させています。


人に頼るのが苦手という方もいると思いますが、
信頼されて頼られるというのは嬉しいものです。

一人で乗り越えられない壁に直面したら、
遠慮せずに周囲に助けを求めてみましょう。

高江洲さんからメッセージ

学生さんに限らず、何かやりたいことがあれば
すぐにした方がいい。

何歳まで生きれるかわからないし
明日死んでしまうかもしれない。

「明日死ぬかもしれないからやっておこう」と
いつも思っています。

起業するためのお金がないという話もよく聞くけど、
お金は借りたらいい。

起業して真面目にやっていれば、それ以上の資金が入ってくる。

「借金」と捉えるから
悪いイメージを持ってしまうかもしれないけど、
お金を借りれるというのは
自分が今まで頑張ってきて信頼されているからこそ。

お金を借りれるぐらいの人間に成長したと思っている。

やりたいと思ったことはやりましょう。

リスクはあまり考えないすぎない方が
いいかもしれないですよ。

常に自分がどうしたいのか、を考え人生の選択と決断を
してきた高江洲さんの言葉はとてもまっすぐでした。

できない理由、やらない理由は自分が原因のことが
ほとんどのような気がします。

みなさんは自分の人生をどう生きたいですか?

すべては自分の行動次第です。

一人じゃない。
必ず助けてくれる人、力になってくれる人がいる。
助けてもらえるような人間になる。

まずは自分がどんな人生を生きたいのか
考えてみましょう。

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◆株式会社高江洲/リハビリビューティー
https://rehabilitation-beauty.com/about_us.html

◆高江洲良子Facebook


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