前回はプロダクトのデリバリーの方法とそれを早く実施する方法について見てきました。
一方で早さを生むには何か犠牲が必要です。
ムダなことはもちろんですが、いまやるべきことを明確にする必要があります。
今回は、簡単そうで実はかなり難しい機能やプロダクトの撤退方法について見ていきます。
文字数:約5,300
参考図書
第3部 プロダクトデリバリーの新たな方法
13.手放すというアート
■捨てる美学
■書き換えの課題を克服する
14.ユーザーが求めるもの
■適切なユーザーフィードバックを得る方法
■次世代のフィードバック
■熱心な企業ほど熱心な顧客を生み出す
■プロダクトのパフォーマンスを計測する
<#11_やらないことを決める勇気を持つの所感>
よりPdMの実践術になってきたのでINSPIREDの内容でも見てきたことが増えてきた印象です。
PdMの最大の責務は優先度決める事とありましたが、これすなわち
いまのリソースと技術で、やらないことを決める
と言い換えることができます。
管理職になってさまざまな部門と折衝するようになると、やらないことを決める現実に直面します。
しょうもない社内調整と分かっていながらも部下のパフォーマンスをよくするために戦う必要もあります。
現場で走っている頃は、とにかく言われたことをやる真面目さとユーザーの声をしっかり伝える真面目さが必要です。
やらないことを決める最初の辛さは「嫌われること」でした
PdMは語弊はあるかもしれませんが、「敵」との闘いで如何に部下を疲弊させずに早く走りきるか、だと思いました。