#2と#3で『チームをどう編成するか』について学びました。
ここからは、『編成したチームをどう活動させるか』についてみていきます。
前回の所感でも記載しましたが、組織変更に当たりするリソースが確保できていることが大前提です。
採用は楽でないので、採用スキルは別途磨かないといけないです。
文字数:約6,200
参考図書
第3章 イノベーションと高速なデリバリーのためにチームインタラクションを進化させる
⑦チームインタラクションモード
■3つのチームインタラクションモード
■インタラクションモードを機能させるふるまい
■最適なインタラクションモードの選択
⑧組織的センシングでチーム構造を進化させる
■変化に適応する組織の設計ルール
■コラボの効果を出す具体ストーリー(コンテキスト)
■チームトポロジーの絶え間ない進化
■チームトポロジー進化のトリガーを認知する組織センシングを磨く
■自立操舵設計と開発
<所感>
正直内容が濃すぎて1回読んでまとめたくらいでは理解できないです。
これは実際に課題に直面し、組織を見直すときに辞書のように開く本だと思います。
これが完全に頭に入ってからといって組織がうまく行くとは思いません。
なぜなら企業規模によってすぐに変更できない政治力、あるいはどんな規模の企業でもリソースCAPがあるからです。
ただ内容をうっすらでも知っておくことはとても有益です。
日本では多くの企業がチームトポロジーを適用できていないし、やってみながら学ぶのが一番良いと思います。
いずれにせよ、後から見れば見るほどこの本のありたがみを感じるはずです。
ちなみに今回のnoteにはChapter9(P216~P227)はまとめていません。
なぜならChapter9自体が本書のまとめてになっており、おそらくこのページを一番開くことになると思います。
リカーリングモデル、リレーション型コミュニケーション、SaaSなどこれからビジネスの主流なってくるNew Typeのビジネスの発展と合わせて、この組織論もスタンダードになると信じています。
素晴らしい本でした!