なぜ手相は「10分500円」なのか?
おはようございます。
女性が履くこの時期のスカートには『寒くないの?』という心配と『いつもありがとう。』の気持ちが同時に溢れ出してくる。坂口です。
今日は『なぜ手相は10分500円なのか?』についてお話ししようと思います。(占い師でも何でもないけど)
結構ビジネスのお話ですが、興味のない方も面白いじゃん!と思っていただけると幸いです。
それではよろしくお願いします。
『えっ』をまずは構築する。
まずは、これは理解する為には、インパルス(impulse)を理解してもらう必要があります。
『インパルスとはなんぞや?』となってしまうと思いますが、
決してお笑いが得意なインパルスではありません。笑
ここでいうインパルスとは、出来心とか一時的感情だとか、その類いで
まとめると『瞬間的な興味』です。
では、
なぜ最初にそのお話をしたかというと、僕たちは山のようにお店があり、星の数ほどたくさんの人と出会います。
なので、皆さんも転用出来るところはしていただけると嬉しいです。
では、
インパルスの話に戻ります。
じゃあ瞬間的興味はわかったけど、それが何なのよ!って方も多いと思うのでそこの説明をしていきますね。
例えば、
街中を歩いていて、ラーメンの匂いを嗅いだ瞬間に『ラーメン食べたくね?』とか『マック見た瞬間にマックのポテト食べたくね?』みたいなそれです。
この瞬間的興味の特徴は「すぐに忘れることです」
いわば次の日までラーメン食べたい!とはならない。ってことです。(あの店のラーメン食べたい。とかはインパルスじゃない。ってことね。)
僕たちはそれを『直感』と思うかもしれませんが、頭のいい人たちはその直感をどう刺激するかを考えています。
この『えっ〇〇したくね?』の『えっ』を作り、狙いに行くのが大事になってきます。
『安いから言い訳できる。』
例えば、
高級レストランで一人2万円と居酒屋の一人2000円食べ飲み放題は明らかに入口の入りやすさは違います。
どっちがいい悪いの話ではなく、お互いの戦い方の話ですね。
さて、
今日のテーマであります、『なぜ手相が10分500円なのか?』ですが、
勘のいい方ならお察しだとは思いますが、その『インパルス』と『入口を広げる為』だと思っています。
#でも 、当たってると思うよ。
占いというものは、生活に必要な生理的な欲求(食べたい。飲みたい)ではないので人がお金を使いにくい。という心理はあります。
ただ、
人には信仰心がそだわっているので、占いというビジネスが成立します。
では、どのようにお金を使ってもらうかというと『ワンコインで占える』と『短時間で気軽に占える』です。
『500円で手相見てもらえるんだ〜500円ならまぁいいか。』と遊びの気持ちが生まれやすくしているのが、500円の手相の仕組みなんです。
これは、一人2万の食事にある、『絶対高いんだからいいに決まっている。』という『信頼』がないからこその戦い方です。
『甘い汁には何かある。』
世の中にはこのように入口を下げて行うビジネスは少なくありません。
一番わかりやすいのが携帯ゲームだと思います。
ほとんどの携帯ゲームは無料で始めれます。
そして、あれよあれよと進んでいくと、自分の生活習慣に『そのゲームをする』時間が確保されます。
すると、
ここで待っているのが『課金』なんです。
大体の人はここで、「ちょっと待ってよ!約束とちがうじゃーん!」思いながら課金してしまうと思います。笑笑
これは家で筋トレをする僕のダンベルを奪われるようなもので、気持ちはすごくわかります。
そして、
気持ち悪さを解消するには、課金しかありません。
占いも手相の10分見て気になったらロングの方で占いますよ。
と誘導ができるようになっています。
最後にまとめると、
インパルスを上げて、入り口ハードル下げて、もっと占って欲しい気持ちになって、ロングに行く流れです。
最後にフォローしておくと、僕は占いが大好きで2ヶ月にいっぺんくらい行きます。笑
理由は占い師の方は相手の理解が早いので、話てて楽しいという子供じみた理由です。
占い最高!
そんなこんなで坂口靖彦でした。
バイちゃ〜