学生達から教えられたこと
【介護を学ぶ学生さんから教えられたこと】
毎週火曜日は介護福祉士の専門学校で講師をする日。
今日の講義は「組織の機能と役割について」
組織を育てていくのは職員ひとりひとり。皆がスキルアップできれば健全な組織ができる
的なことを話しました。でも学生に組織と言ってもなかなか難しい。
少し難しい内容の時は必ずグループワークを取り入れるようにしています。
例によって今日もワークをしました。テーマは「皆さんが介護施設で初任者として働くとき、どんな研修が必要となると思うか?」
あるグループで発表された内容。
「コミュニケーションの研修」
至ってありきたりな研修・・
かと思いきや、これには深い意味が。
利用者とのコミュニケーション
同期とのコミュニケーション
上司とのコミュニケーション
部下や実習生とのコミュニケーション
他職種とのコミュニケーション
同僚とのコミュニケーション
すべてコミュニケーションスキルが違うのではないかという。
確かに。
利用者には支援者として
同期には理解者として
上司とは組織の一員として
部下や実習生には先輩として
他職種とは利用者の代弁者として
同僚とは同士として
確かに、どれも役割がちがう。そのちかいに気づき、場面に応じて「演じる」ことも介護の仕事をするときのスキルかもしれない。
これからは「介護にはコミュニケーションスキルが必要」と伝えるのではなく、「その場や人に応じたコミュニケーションスキルが必要」って伝えることにしよう。
そのようなことを学生から教えてもらいました。
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