見出し画像

金沢旅行記 Part2 金沢21世紀美術館

金沢を観光するなら絶対に行きたいと思っていたのが21世紀美術館。
レアンドロ・エルリッヒの「スイミング・プール」が観たくて訪問。

「スイミング・プール」は地上部と地下部の両方から鑑賞できるが、雨天の場合は地上部は閉鎖。地下部は当日朝9時から事前予約が必要なのでネットから予約。激戦のコンサートチケットを予約する感覚で、時報と共に予約サイトにアクセスしたが、そこまでしなくても予約ができそう(あくまでも平日の話ですが)。

駅からのアクセスは、観光周遊バスで20分程度。このバスが結構混雑するので、車内で座りたい場合は早めに並ぶのが良いかと。

21世紀美術館の円形の外観。
ガラスが多用されているので、晴れていればたっぷりと光が入りそう。

庭にもたくさんの野外アートが展示されていたが、雨が激しすぎて見学せず。

チケット売り場はこちら。僕は「スイミング・プール地下部」を予約した際に、コレクション展のチケットもWebから予約。事前予約がラクだと思われる。

嫌がらせのように雨が激しさを増す。スイミング・プールの地上部は当然閉鎖。

朝10時の回を予約したので、早速スイミング・プール地下部へ潜入。
スタッフのおねえさんから、鑑賞時間は5分、梯子にぶら下ってはいけない、鑑賞時間が限られているので写真を撮る場合は恥ずかしがらずに、と注意&アドバイスをいただく。

んで地下部に潜入するとこんな感じで、想像よりもこじんまりとした空間。
雨が若干弱くなっていたので空が拝めた。太陽が出ていたら水の影がキレイだっただろうなぁ。

もし地上部が開放されていれば、地上部の見学者を見上げていたはず。

他にも数組の見学者がおり、それぞれがタイミングを見計らって順番に写真撮影タイム。自分が水中にいるイメージの写真を撮りたったため、人目も憚らずおバカなポーズをしてしまったのが恥ずかしい。でも、自分以外の見学者も、各々おバカショットを撮りまくっていたので問題無し。「写真を撮る場合は恥ずかしがらずに」と事前アドバイスをくれたおねえさん、グッジョブ!

美術館での主目的を早々に達成してしまったが、せっかくなのでコレクション展を鑑賞。現在のテーマは「都市漂流」。現代アートって・・・奥深い。

フリースペースの壁や椅子は加賀友禅の柄。こちらも展示作品で、マイケル・リン「市民ギャラリー」。

緑に覆われた壁はパトリック・プラン作「緑の橋」。季節ごとに植生する植物が変わるため、作品の見た目も変化するそう。

特に面白かった展示が、クリス・バーデン「メトロポリス」

レゴブロックやおもちゃのパーツでできた都市を、たくさんのミニカーが疾走。

プラレールの車版という感じ。ミニカーを走らせるパフォーマンスは時間制。

ふと、小窓の向こうに、有名なラビットチェアを発見。

貴重な晴れ間に撮影した色とりどりのラビットチェア。一瞬だけ青空が広がるも、数分後にはまた土砂降り。

この美術館は現代アートを「民主化」した「開かれた美術館」がコンセプトだそうで、現代アートにありがちな超難解な作品は少なく、遊び感覚で接することができるものが多い印象。

霙混じりの雨が降り寒い日だったけれど、インドアなので問題無し。でも機会があったら晴れた日に再訪したい。


いいなと思ったら応援しよう!

この記事が参加している募集