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バリ島Aug.2024 part5 tandjung sari

サヌールで宿泊したタンジュンサリ。
「花の岬」という意味のこのホテルは1962年に誕生し、アジアで最初のブティックホテルとしてバリ島のみならずアジアンリゾートを牽引してきたそう。

バリ島の伝統文化や芸術、バリヒンドゥをコンセプトにしたホテル。
僕が最初にバリ島を旅行したのが1999年。今回は初心に戻って、その当時のバリの空気に触れてみたい気持ちからタンジュンサリに惹かれたような気がする。
最近の新しいホテルではなかなか味わうことが難しくなってしまったバリらしさや、風格と落ち着きに、心から癒される。

整備されたアプローチがレセプションへと続き。

花に囲まれた車寄せとレセプションへ到着。

レセプションにはドラがあって、チェックイン時にはこれを3回鳴らして歓迎してくれる。

宿泊したバンガローはバリの伝統建築。

アウトドアのリビング。

入り口の木の扉、この装飾が素晴らしい。間違いなく手彫り。

青いタイルが爽やか。一枚一枚手書きされているそう。

改装された後だそうで新築のよう。TVが無いというのも逆に新鮮。とか言いつつ、iPad経由で日本の番組観ちゃうんですけどね。

エキストラベット並にでっかくて、居心地抜群のソファー。こんなのが自分の部屋にも置けたらいいのに。

トイレに扉が無い、シャワーの使い勝手が良くない、のがマイナスポイント。

バスタブは外。念願の真昼間に泡泡のひとっ風呂、やってやりました!

プールは必要十分な大きさ、ちょうど日陰になってくれて気持ち良いいいいい。

バリヒンドゥのコンセプトはこんな形で敷地内に多数点在。


しっかり手入れされた緑に溢れている。

朝は小径がフランジパニでいっぱい。

花の岬の名に違わず。


レストランで毎日各テーブルに置かれるフラワーアレンジメントも秀逸。

この木彫りの小窓が大好きになってしまった。

その他、遊び心溢れる木彫りのプレートがたくさん。

このホテルが語られる上では有名な話だが、タンジュンサリは、ミック・ジャガー、デビット・ボウイ、リンゴ・スター、オノ・ヨーコ、イングリット・バーグマン・・・数々の著名人から愛されたホテル。

それなのにリーズナブルだし気取ったところがない。スタッフさん達の気配りも素晴らしい。客室数も少なくてのんびりできる。ビーチフロントだし、観光の目抜通り沿いで便利。

設備的には、水回りとかコンセント関連とかに多少の不便さはあるけれど、古き良きバリ島の雰囲気を満喫出来ることに比べたら小さなこと(と思えるゲストを選ぶホテルなのかも)。

落ち着いたらリゾートライブを過ごすことができて、まるで天国でした。

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