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スマホで写真にことばを入れよう
こんにちは、氏家(@yasu42 )です。
ここのところ、写真+ことばで活動しているのですが、幸いにして短期間でかなりの数見てもらうことが出来ました。
ありがとうございます。
これぜんぶ、「夏」を意味することばなんです pic.twitter.com/3jElQNtFcY
— 氏家 Ujiie | ことばと写真 (@yasu42) June 11, 2020
日本のことばは美しい pic.twitter.com/WP1zcgGUpI
— 氏家 Ujiie | ことばと写真 (@yasu42) May 5, 2020
これに関して質問をいくつかいただいたので、自分なりに文字の入れ方をまとめてみました。
題して「スマホで写真にことばをいれよう」。
さっそくご覧ください。
1:アプリの準備
文字入れのやり方はいろいろありますが、王道はやはりPhotoshopでしょう。
汎用性でいえば勝るものはありません。
ただ、スマホでPhotoshopというのは現実的でないのも確か。
手軽かつおすすめなのは、アプリを使うことです。
特にPhontoは鉄板です。
歴史あるアプリであり、信頼性も高い。
本noteでもPhontoの使用を前提として話を進めます。
iOS、Androidそれぞれのリンクはこちら。
いずれも基本無料で使用可能です。
一部アプリ内課金が必要ですが、実用上はほぼ問題ありません。
Phonto一つあればだいたいのことは出来ますので、まずダウンロードしてみてください。
2:写真の準備
では、ベースになる写真を用意しましょう。
ジャンルは不問です。スナップでもポートレートでも風景でも、お好きなものを選んでください。
写真のポイントとしては
・画面に余白(文字入れのスペース)があること
・やや暗めであること(文字を目立たせるため)
・画面全体がうるさすぎないこと
などですね。
ポスターのような写真と考えるとイメージしやすいです。
今回はサンプルとして
こちらを取り上げました。
上記3点を満たしていることを確認してみてください。
3:フォントの選択
文字入れするからにはフォントは必須です。
とはいえ、フォントの世界はあまりに奥深く、私が語れるようなものではありません。専門のデザイナーがいる世界なのですから。
気になる方はぜひ専門書をあたってみてください。
ただ、フォントによって印象が大きく違ってくるのは確実です。
以下の3枚を見てください。
写真は同じでも、フォントで印象が変わることがわかるでしょう。
落ち着いた写真に創英角ポップ体はいまいちでしょうし、カラフルでおしゃれな写真に教科書的なゴシックは似合いません。
いわば服装のようなもので、似合う似合わないがはっきりとあります。
そのうえで何を使うかとなれば、おすすめは「はんなり明朝」です。
やさしく穏やかな明朝体で、品がよく、使いやすい。
私はだいたいこれです。無料のうえ、有名フォントで情報も手に入りやすいのが良い。
まずはダウンロードして試してみるべきでしょう。
Adobe Fontsから好みのものを探すのもいいですね。
繰り返しますが、フォントは奥の深い世界です。ここでは到底語り尽くせません。
「これがいいよ」「自分はこれが好きだよ」というフォントがあれば、コメント欄やtwitterで教えてください。
4:ことばをえらぶ
写真とフォントを選べばあとは本題。
どのようなことばを入れるか、です。
ここが難しい。
単にことばを入れればいい、というものではありません。
いかにして写真と関連したことばを選び、かつ印象的に仕上げるかが問われます。
例えばです。
風吹き荒ぶ曇り空に「太陽」ということばを当てる人はいないでしょう。
同様に、真夏の晴天に「北風」を当てはめるのも難しいと思います。
しかし、大嵐と太陽を並べ、「北風と太陽」ということばを入れたらどうか?
印象的な絵になることが予想できると思います。
このように、工夫一つで写真とことばがばっちり噛み合うのが楽しいところです。
ことばの探し方ですが、辞書をあたってみるのが1番手っ取り早いでしょう。
ネットで慣用句や類似語を調べてみるのもいいですね。
例えばこのツイートなどは
メイドにも色々種類があるんです#メイドの日 pic.twitter.com/lkbp7RAwqG
— 氏家 Ujiie | ことばと写真 (@yasu42) May 10, 2020
「メイド、と一口にいっても色々あるよな」
→「調べると思った以上にたくさんだった」
→「今まで撮ったメイド写真に当てはめてみよう」
という流れで作っています。
まずは手持ちの写真を見て、どんなことばがしっくりくるか考えてみてください。
5:完成させる
ここまでくればあとは完成させるだけ。
以下はiPhoneでの作業となりますが、Androidでも大きな違いはありません。
Phontoを起動して写真を選びます。
タップすると「文字の追加」が出てくるので、もう一度タップ。
文字を入力します。
ここから右寄せ、左寄せ、縦書き、横書きなどが設定可能です。
フォントを選びましょう。
なお、「Myフォント」からフォントのインストール方法を確認できます。
文字を配置したら右下から「画像を保存」を選べばOK!
6:完成したら
あとは発表するだけです。
ことば+写真という分野だと、SNSが好相性ですね。
さっそくアップするなりしてみましょう。
私のアカウントで
「みんなのことばと写真を見せてねキャンペーン」を開催したいなと思っているので、その際はご参加ください。
それでは、また。