寄り添う気持ちを!

『五月病』と言われるドロ〜ンとした倦怠感のようなやる気が無いような感覚。
私はそれを全く味わう事も無く5月が終わろうとしています。

新卒入社の方は少し職場に慣れて来て
企業は、新年度の体制の充実のために
中途採用で人員補充を考え始める所もあると思います。

私は、正社員、管理職、顧問、業務委託、社外取締役、取締役と様々な立場で
仕事をして来ました。
何度転職しても、幾つになっても『新天地』に向かう時は
ワクワクすると同時に不安もついて来るものでした。
変化は常にドキドキするものです。

私の職場も、今月で退職する方、新しく入社される方がいます。
男性も女性もいますし、独身であったりママさんだったり、
妊娠中の方もいます。
働き方や就く業務も様々。

アパレルを切り盛り、そのサポート、全く未経験の番組制作に取り組む、
異業種からの挑戦。

趣味趣向も多様性に富んでいます。
フレックスタイムにより、それぞれの思考や生活パターンも伺えます。
軍隊のように『全員 回れ右!』のような世界とは隔絶したものがあります。

そんな多様性に富み、個性を否定しなくなった今ですが
孤独感を感じる方は増えているそうです。
新型コロナによって『不要不急の外出を控える』事が、
それを増長したのでしょう。

幾つになっても、経験豊富でも
孤独感を感じる時はあると思います。

転職はもちろん、担当業務の変更でも
未知の領域に取り組む場合は、やはり孤独感に苛まれる事があるでしょう。

そんな時に、ちょっとした声掛けや
気配りが、孤独の淵から引き上げてくれます。

寄り添う気持ち、ちょっとした気配りや目配りが
誰かの元気になると思います。

みんな同じ事に安心し、孤独を感じずに済む事と
多様性の尊重は真逆の部分があるように思います。
多様性が推進すると同時に、孤独も広がりかねないと。

料理をした事が無い男性が、週末も家族の食事の支度をする女性を孤独にさせない。
仕事に悩む男性を、外部の圧力とは縁遠い毎日を送る女性が孤独にさせない。
性差別や趣向によって、人を決めつけて孤独にさせない。
今までの仲間だけで固まって、新しく加入した者を除け者にして孤独にさせない。

寄り添う気持ちがあれば、きっと理解しあえます。
多様性が認められる世の中を孤独な世の中にしたくは無いですね。

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