次世代の人材・人財とは

こんにちは。今日は2度目の投稿ですね、ヤッシーです。

最近、お仕事柄もあり人材についてよく考えます。特に若手の自分にとっては今後長い期間にわたってお付き合いするスタッフは非常に重要な人材です。しかし、これからの時代に必要な人材ってどんな人なんでしょうか?特に結論があるわけではありませんが、興味がある人はぜひ最後までお読みください!!

リーダーシップ

よく言われることですが、「日本人にはリーダーシップを発揮できる人がいない」という部分です。確かに他国の方々と比べるとあまり主張しない、先頭に立たないなどの特徴はあるように思います。実際、海外の学生と話したりすると、多少議論が白熱しても主張するところは最後まで主張してきます。リーダーシップは主張が強いだけではありませんが、海外との接点も増えてくる中で、本当にリーダーシップが重要なポイントなのでしょうか?

当たり前の話ですが、プロジェクトやチームというものは1人では構成できません。ですから、リーダーがいれば構成員もいるのです。日本人の特徴は空気を読むとか和を貴ぶところであり、チームの活動を円滑化するところに活路があるのではないでしょうか?

もちろん、日本人全員が周りを見渡してばかりでも立ちいきませんので、リーダーも必要ですが、日本人全体を考えたとき、リーダーシップが普遍的に必要なものではなさそうです。

非認知能力

非認知能力は、テストで数字として測れない能力のことです。例えば、コミュニケーション能力とかですね。これらは社会に出たときに必要な能力と考えています。お仕事は数式や理屈だけではやっていけませんから笑、こういった能力が必要となるでしょう。

この能力に関して言えば、昔からあるもので必要性が指摘されていたもののイマイチ普及しなかったものです。コミュニケーション能力なんかはまさにその一例ですね。昔からあるということは、もののデジタル化インターネット接続が進む前から人間の活動として必要と認識されていたわけですから、これからも必要となるでしょう。

π型人材

π型人材とは、2つ以上の分野にわたって深い専門性を持つ人材を指します。横棒の部分が広く浅い知識を、本体から下向きに2本の足が出ている部分が2つの深い専門性を示しているのでしょう。分野横断型人材ともいうかもしれませんね。

π以外にT型人材やH型人材も存在しており、それぞれ深い専門性と広い視野・深い専門性と他分野との接続ができる、といった特徴を持っています。

STEMないしSTEAM分野に強い人材

近年注目されるSTEM教育です。Science・Technology・Engineering・Mathematicの頭文字をとったものです。アメリカのMIT発祥ですが日本では言葉だけが先走っているように感じます。

これらは英語と同じく、何かを解決する「ツール」でしかありません。STEMができたからといって何かを創造できたり解決できるわけではありません。中心に据えるには物足りない、というか補助的なものになるのでしょう。

ちなみにSTEAMの場合は上記の4つに加えてArtの5つになります。この場合は、個人的な意見ですが、自己表現のツールなのかなと思います。STEMで自己表現?と思う方もいるかもしれませんが、数学者は自分の理論や哲学を展開することで持論を表現するわけですし、近いものなのではないでしょうか。

最後に

今日あげた4つの人材(というよりスキルでしょうか)が次世代の人材に必須であることに疑いはありませんが、依然として「これだ!」というものに出会えていません。

ただ、直観として、「人に共感する力」「熱量と理論」「適切なツール」が必要な武器になっていくのではないかと感じています。

あなたはこれからの時代を生きていくのにどのようなスキル、人材が必要だと思われますか?

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