大切なことは先延ばしにせず、前倒しで――ふふ箱根で過ごす家族の時間

こんにちは、MKY's合同会社代表の安田和世です。

今年、91歳の祖母との温泉旅行を計画し、初めて「ふふ箱根」を予約しました。
祖母との旅行は、私にとって特別なものです。30歳の頃から、祖母孝行を前倒しで行うことを大切にし、2ヶ月に一度のペースで温泉旅行を楽しんできました。祖母が元気なうちに、できる限りの時間を一緒に過ごしたいという思いで、ずっと続けてきたことです。

しかし、今回の旅行は少し違いました。
祖母は先月から特別養護老人ホームに入り、歩くことが難しくなってしまいました。
ふふ箱根での滞在を共に楽しむことは叶わず、正直に言えば、少し残念な気持ちがありました。
けれども、私は後悔していません。これまで、元気な祖母とたくさんの思い出を作ることができたからです。
孝行は「生きているうちに」ではなく、元気なうちにすることが大切だと、心から実感しています。

今回は、祖母と一緒に行くことはできませんでしたが、両親と6歳の娘、5歳の息子とともにふふ箱根に泊まることにしました。
この旅行を通じて感じたのは、「重要なことを先延ばしにしない」という私の考えが、これからも家族との関係を築く上で大切だということです。

ふふ箱根は、贅沢な時間を過ごすには理想的な場所です。豊かな自然に囲まれ、洗練されたデザインの空間で、まさに「大人の隠れ家」と言える静寂が広がっています。
今回の旅行でも、私たち家族はこの空間でゆったりとした時間を共有し、日常から少し離れてリフレッシュすることができました。

部屋に入ると、大きな窓から見える箱根の緑が目に飛び込んできました。木々の静かなささやきが聞こえる中、温泉に浸かりながら、家族全員が穏やかな時間を過ごすことができました。ふふ箱根の温泉は、泉質が柔らかく、肌を優しく包み込むような感覚が特徴です。
子どもたちも大喜びで、特に広々とした露天風呂を気に入っていました。両親も、「本当に素晴らしい場所だね」と何度も言ってくれて、私も心から満足しました。

今回の旅行で、私は改めて感じたことがあります。それは、家族との時間や大切な人との瞬間を、決して後回しにしてはいけないということです。私たちは忙しい日々の中で、「いつか時間ができたら」と言いがちですが、重要なことほど前倒しでやるべきなのです。いつかではなく、今、行動することで、私たちは後悔のない人生を歩むことができるのだと思います。

ふふ箱根は、ただ贅沢な滞在を楽しむだけでなく、こうした「今を大切にする」ことを実感できる場所です。美しい自然の中で、家族や大切な人と過ごす時間はかけがえのないもの。私にとって、祖母との思い出は宝物ですが、今回のように子どもたちや両親と新しい思い出を作ることもまた、かけがえのない体験でした。

これからも、大切な人との時間を前倒しで過ごし、ふふ箱根のような特別な場所でその瞬間を共有していきたいと思います。もしあなたが「いつか」と思っていることがあるなら、それを今に変えてみてください。その決断が、未来の自分にとってかけがえのない贈り物になるでしょう。