受験生時代、贅沢な気分にさせてくれた1000円越えのうどん
今日は僕の思い出のうどん屋さんのお話をしよう。
ときは2018年5月。
部活動は引退も迫っていて必死に練習していたと同時に、そろそろ受験勉強も本格的に始めないといけないという忙しさを極めていた頃。
月、水、木、土は学校→部活→予備校、火、金は学校から直で予備校というサイクルで生活が回っていた。
火曜日は代々木ゼミナールの世界史論述クラスに通っていた。
少人数だったため先生との距離も近く、休み時間に先生からおすすめのうどん屋さんを教えてもらった。
紹介してもらったのは新宿代ゼミタワーから徒歩3分の距離にある"うどん慎"というお店。
早速次の火曜日学校が終わってから、世界史論述の時間の間にためしに訪ねてみた。
まず驚いたことに平日の4時半ごろだというのに、20分ほどの行列があった。
さらにようやく店に入ると値段はどれもだいたい1000円を超えていて、丸亀製麺やはなまるうどんにしか行ったことがなかった僕は面を食らった。
初めてチョイスしたのはぶっかけうどんに牛肉と温玉トッピング。
終始感動の嵐だった。
コシのある麺と高校生好みの濃いめの出汁、甘辛の牛肉ととろける卵のハーモニーは、当時多忙を極めていた僕に癒しをくれたのだった。
そして何より18年間出会ってきたうどんの中で最も高級で、高校生なりに贅沢をした気分になったのだった。
俺は高校生なのに新宿の知る人ぞ知る高級うどん屋を知ってるんだぞ、という優越感に浸り、そんな自分に酔いながらうどん屋を後にしたのだった。
その後世界史の授業で早速先生に報告し、先生も喜んでくれた。
それからというもの月1回のペースで頑張っている自分へのご褒美として慎に通い詰めた。
今はバイトもして1000円越えのご飯なんて普通になったが、当時としてはちょっとした贅沢。
あのときの優越感だったり、"ちょっといけないことをしているような心境"はきっと僕の記憶からは消えないだろう。
今度代ゼミのお世話になった先生に挨拶に行くついでに、慎にも寄って高校生時代よりもさらにゴージャスなうどんを食すとしようか。
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