まわりが気になりすぎる時の対処法
『これやっても大丈夫なのかな?』
『こんなの本当にできるのかな』
『やっぱ、やらない方が良いのかな』
こんなことを考えながら
まわりの視線があるわけでもないのに
キョロキョロとしていた昔の僕。
誰かに何を言われたわけでもないのに
石橋を100回叩いても進めない。
とにかく、僕以外の人間が怖くて
まわりに人を感じるだけでも
逃げ出したくなるほど
まわりを気にしてばかりいた。
『大丈夫、大丈夫』
『気にしてない、気にしてない』
『俺の思い込みだ、大丈夫』
落ち着かせるために心の中で
何度も言葉を唱えていた。
それでも、やっぱり怖いのだ。
それがかれこれ10年以上続いていた。
中学時代のつらい経験から
人間恐怖症と人間不信になっていた。
街を歩けないほどまでになってしまい
会社に行っても人と話したくなくて
ひたすら機械とだけ向き合っていた。
人と話すときはできるだけ不愛想に。
、
、
、
とまぁ、今の僕を
知っている人からすると
『いやいや!
それはウソでしょ!?』
『あんだけ話せるのに
人見知りなわけない』
そう思うかもしれないが
僕が過去の僕を手放せたのは
ここ数年の話です。
クライアントからも
『今のじゅんさんからは想像できないww』
『それは絶対ウソでしょ』
と言われるわけですが、
ノンフィクションです(笑)
まじで、人が嫌いだったし
なんなら結婚や子供なんて
考えられないほど1人好き。
そんな僕がどうして
こんなに変わることができたのか?
厳密に言えば変われたというよりは
あることができるようになったから
変わったように見えるだけなんですね。
そのあることとは何なのか知りたいですか?
今回のコラムのテーマ
まわりを気にしすぎる時の対処法
めっちゃ効果があるので
ぜひ最後まで学び実践してみてください。
それではさっそく始めていきましょう!
◆まわりを気にしているのは○○だけ
まず大前提のお話をします。
この大前提をちゃんと
受け入れてからでないと
まわりを気にしすぎない対処法の
効力がグッと落ちてしまいます。
なので、
『私は今から言われることを
事実として受け入れます』
と一言声に出して
いってみてください。
いいですか?
ちゃんと言えましたか?
よし、それでは大前提を
これから話していきます。
大前提として
まわりを気にしているのは
『あなた』だけです。
いいですか?
まわりのことを
・あの人になんて思われるんだろうか?
・あの人だからできるだけで自分なんて
・どうせ今まで今くいかなかったからきっと
・あの人になんか言われている気がする
・目線を感じるからなんか怖いな
・こんなのを提供しても喜ばれるのか
…etc
こうしたことを普段から
頭の中で1人でおしゃべりを
しているのではないでしょうか?
ですが、その会話の中では
あなたとあなたの頭の中でしか
物事や考え、恐怖は生まれてません。
つまり、まわりが気になってしまうのは
まわりがあなたを気にしているのではなく
『あなた』が周りの人たちを見て
気にしているから気になっている様に
見れるだけなんですよね。
ちょっと、頭の中が
混乱しているかもしれませんが
まわりを気にしていると思い込むことで
『あなた』が作り出した幻想という訳です。
いいですか?
ここまでの内容を
ちゃんと受け入れてくださいね。
事実としてあなたが頭の中で
思い浮かべるような恐怖や不安など。
直接的な危害を与える人は
目の前にはいません。
すべて頭の中で起きている
非現実的な妄想に過ぎないという訳です。
ここまでの内容を理解した方は
この続きを読み進めてください。
もし、まだ理解できず
受け入れられないのであれば
ここまでの内容を何度でも
読み直してください。
◆まわりを気にしない方法
先ほどまでは大前提として
まわりを気にしているのは
まわりがあなたを
気にしているのではなく
『あなた』が気にしている。
とお話しました。
その前提を踏まえて、
まわりを気にしない対処法を
いくつかご紹介しましょう。
①事実として起きているのか?
②スルートレーニング『そっかそっか』
③コントロール不可は捨てる
この3つです。
①事実として起きているのか?
まず、①についてですが
頭の中で想い描いている
恐怖や不安はまだ起きてない。
そして、頭の中で考えていることの
9割は現実に起きないとされてます。
それは大前提の話があるからですね。
すべては自分自身が作り出している
フィクションドラマであり現実ではない。
ですが、どうしても
ネガティブに捉えるのが人間です。
そこで、自問を持っておいて欲しいのは
『いま考えていることは
事実として起きているのか?』
ということですね。
頭の中のファンタジーというのは
かなり強力な呪縛のようなもの。
ですが、第三者から見たら
『あー、囚われているだけだな』
というのが一目でわかるんですね。
そこで使うのがこの自問です。
あなたを仮想の空間
=フィクションドラマから連れ出し
目の前の事実だけを見つめさせる。
そこに思考を
引っ張り出すための
テクニックですね。
僕もちょいちょいクライアントさんには
この問いをすることがありますが
めっちゃ客観的に見れるようになり
冷静さを取り戻せるのでぜひ!
②スルートレーニング『そっかそっか』
頭の中で繰り広げられるドラマは
感情にも影響を与えるんですよね。
すると自己対話が事故りはじめ
自分のイメージをも悪くする。
そうなるとどんどん負のスパイラルとなって
緩やかというより一気に墜ちていきます。
そこで、大事になってくるのが
感情を評価しないことです。
『そっかそっか。こういう風に思っているんだね』
頭の中に後輩の自分と先輩の自分がいる
そんなイメージを持つと良いですね。
後輩の自分が
『こんなのムリですよ』
と言っていたら
あなたならなんて声を掛けますか?
『大丈夫、できるからやってみ?』
などと背中を押しますよね。
それを最初から出来たらいいですが、
まずは感情に対してOK・NGを評価しない。
そのために
『そっかそっか』
と口に出すようにしてください。
すると、自分のことから他人ごとに変わり
客観的にみられるようになります。
そしたら、まわりを気にしている自分を
客観的にみられるので
『まぁ、大したことないや!』
と切り替えられます。
③コントロール不可は捨てる
③については、
まず頭の中に思い浮かべている
恐怖や不安、フラストレーションを
紙に書きだしてください。
そして、次に書き出したものは
あなたがコントロールできるものか?
それとも相手がコントロールできるものか?
この2つに分けてください。
人間は頭の中で複雑に思考し
自分がコントロールできないことを
コントロールしようとします。
相手を変えようとするのは
まさに典型ですね。
なので、自分がコントロールできること
ここだけに集中するために実践してください。
◆まとめ
今回の内容のまとめとして
大前提をしっかりと思い返し
『私のフィクションドラマ』
ここに陥ってないか。
しっかりと捉えた上で
3つの対処方法を実践してください。
まわりなんて気にするほどの事でもなく
あなたはあなたの道を進めばいいんです。
僕もこれらのトレーニングを重ねたおかげで
『あー気にするだけあほらしい!(笑)』
そう思えるようになったので、
ぜひ諦めずにトライしてみてくださいね
それでは今回はこの辺で!
質問や疑問、気づき・学びなどあれば
アウトプットお待ちしてます!
あ、ちなみにアウトプットしないのは
ヤバいと思った方がいいですよ。
頭の中ごちゃごちゃして
余計にフィクションドラマが
ドロ沼化するだけなので!(笑)
今回はこの辺で!
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