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本を見ながらつくる日の夕ごはん︰ズッキーニのポタージュ

ズッキーニが安かったので、初めてポタージュをつくってみる。これは敬愛する志麻さんの本に掲載されていたレシピ。こんなふうに紹介されている。

ポタージュは重たいイメージのものが多いけど、これは違う。まず油は一切使わないのでヘルシーだし、色が飛ばないように蓋をして蒸し煮しながら強めの火でさっと火を通すと、ズッキーニのきれいな緑色が鮮やかなまま仕上げることができる。コクが足りなければクリームチーズを溶かしてコクを出す。生クリームを使うより風味がいい。(中略)鍋いっぱいに作ったのに、結局ロマンが全部食べてしまった。

ね?美味しそうでしょう。ポタージュというと、バターで玉ねぎを炒めるところからスタートするイメージしかなかったが、玉ねぎ・ズッキーニをとりあえず切っては鍋に入れて、全部入ってから蓋をして火にかけるのです。その調理法からして暑苦しさがないではないですか。鍋いっぱいに作ったのが全部なくなるような美味しさ…とワクワクつくる。クリームチーズでコクを出すというやり方も初めて。

他には人参の蒸し煮(いつもはグラッセにするが今日は塩味で)とマカロニサラダ(前回わたし好みにピーマンや紫玉ねぎを入れたら、あまり娘さんに食べてもらえなかったのできゅうりとハムでスタンダードに)をつくった。大人のメインはポークチャップ。人参のドレッシングで食べようかと思ったが、肉を焼いてフライパンに残った肉汁か美味しそうで、やっぱりソースをつくってしまう。

さてポタージュの評価やいかに。わたしは美味しいし好き!またつくろうと思ったけど、広瀬さんは(褒めてはくれたが)いつもの人参ポタージュの方が良い様子(まぁでもこれは想定内)。娘さんは喜んで食べている…と思ったら、緑色が途中から目につくらしく(たまに青菜くさいのが嫌な日がある)積極性が食べ進むにつれて薄くなっていた。今はまだみどりみどりしてるのが苦手なのだなぁ。もう少し大きくなれば、喜んでもらえるときが来るだろう。

日曜日だから、本を何度も確認しながらつくる時間がある。料理することをゆったり楽しめた、そんなズッキーニのポタージュづくり。

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