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【社員教育】未経験者の育成術: イチから育て上げる大きなメリットとは…

割引あり

今日から3月に突入ということで、あっという間に年度末となりましたね。
来月からは新入・中途社員や異動などで新しいスタッフを迎える方も多いのではないでしょうか。

そんな今回は新人社員教育について書いていきたいと思います。


未経験者をプロへ育てる!

なぜ今回このネタについて書いたか。
それは今週Youtubeでは下記の動画しか見ていないからです。

めちゃくちゃ真面目かよ。
実際は家庭事情などもあって、それぐらい余裕がなかったのです(汗)

ちなみに皆さんは「関税とは何か?」と聞かれたら説明できますでしょうか。

多くの人が「関税」という言葉は聞いたことがあるかと思います。
おそらく学生時代、社会の授業で習っているはずなのですが、いざ質問されると説明できずドキっとしたりするんですよね。

筆者は物流・貿易の業界一筋なので、社会人になってから触れる機会は少なくないのですが、それでも細かなルールを忘れていたり、国際法規が変わっているなんてこともあるため、社員教育を行う際は、都度振り返りと最新情報のアップデートを行うようにしております。

そもそも経験者を採用する場合、知っていて当たり前かもしれません。

しかし筆者の会社では若手の未経験者を採用してイチから育てていくという方針のため、業界知識のみならず経済や為替など社会人として必要な基礎知識もわかりやすく教えていくことが求められている次第です。

イチから教育していく重要性

中途採用なのだから、経験者を雇うべきではないか。
そう思う方も多いのではないかと思います。

筆者はこれまでどちらも見てきて、社員教育も行なってきましたが、イチから育てるのが(長期的に見た際に)一番効率が良いと思っております。

まずイチというのはゼロではございません。
ゼロは新卒採用だと考えており、イチはいわゆる第二新卒。
そうです。“社会人経験有り“ということが前提となっております。

ビジネスマナーは(程度は違えど)どの会社でも教育対象かと思いますので、前職の企業規模や職種・経験年数 + 面接時におおよその判断をしております。
仮に不足があっても実務経験で補っていけば良いという考えですね。

一方で業界経験が長い、社会人経験が長い方々。
確かに即戦力ではあるのですが、企業カルチャーへのマッチ度や知識の互換性というのは必ずしも高いとは言えないと感じております。

「自分は知っている」という自負が、新人社員の成長の妨げになってしまう。
又、既存社員も中途社員の能力に依存することで、いつの間にか教育へのノウハウがなくなってしまう(=既存社員の能力次第)なんてことも起こりうるので、定期的にイチから教育していく機会を設けるというのは、企業側にもメリットがあるというのが筆者の持論です。

産みの苦しみ

言うのは簡単なのですよね。
でも実際にイチから教えていくのは、想像以上に大変なことでもあります。

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