【余談】 転職1か月目のリアル: 新天地で成長を実感するために…
今月で8月も最終日。
あっという間に今年も1年の2/3が終わるようですね。
筆者にとって転職してちょうど1か月ということで、今回は久しぶりに転職をしてみて感じたことについて書いていきたいと思っております。
会社をobserve(=観察)する期間
入社して3か月は研修期間という扱いで、座学などのオンボーディング研修や、現場研修・見学でリアルな業務を見ることによって、業務を行うための力を養っていく期間となっております。
もちろん会社のことや仕事について学ぶというのは重要なことですが、筆者は以前記事にもした通り、周囲の観察をする方が重要ではないかと。
※この場合、会社や働く人が観察(=見られる側にとっては評価?)される側になるため、このようなアドバイスをしてくれる人は決して多くないと思いますが…
各部署・ポジションで働く人たちの視野だったり、どういった考えで働いているのか。各人の人柄よりもこういった「考え」の部分の方が社風を理解する上で大事な要素になるのではないかと自分自身の経験から思う次第です。
例えば今回の筆者のパターンですと「社員の“駒“感覚が半端ないな」と感じております。(そもそも10人単位の会社から来たので、当たり前と言えば当たり前なのかもしれないのですが…)
経営層はマネジメントをする。プレイヤーは実務をする。
それ自体は役割なので、そうあるべきなのですが
「経営層は実務を知らなくても良い、プレイヤーは経営を知らなくても良い」
と思っているように感じることが、筆者が駒と思う理由であります。
ではそれをどう捉えるのか。当然ながら会社や社員へ批判をしても意味はなく
「自分自身が既存社員にないものを持っている」
=観察をすることによって自分自身の武器を見つけることができた
筆者の例ですと“経営や組織全体への視野を持ったプレイヤー“を目指していくことが、活躍への近道になるものと信じております。
Un-learnへの適応がカギ!
一方で筆者と同じ“入社したての社員“という目線で見ていくと、Un-learn(=これまでの就労経験をリセットすること)の有無が成長速度のカギになるのではないかと、前職で採用や研修を行なっていた立場から思っている次第です。
「前の会社ではこうだった!」「自分はこれができるんだ!」
と思いたくなるのはわかるのですが、せっかく転職したのだから、色んなやり方を学んでいかないと勿体無いです。
(それだけで既存社員より「バリエーション」の面で強みとなる可能性も)
自分のことは棚に上げてw
周りを見ていくとUn-learnできている社員の方が多そうですが、一部できていない社員も見かけることがあり、自分もできる側にいたいとは思っております。
意外と難しい「自分からの話し掛け」
Un-learnは比較的できている方と信じているのですが、自分ができていないと確信するのは、自分から話し掛けていく行動力です。
こんなの誰にもできるじゃん!
筆者も入社前はそう思っていたのですが、これまでは話しかけられる場面の方が圧倒的に多かったことを痛感。
社会人経験が短ければ、そういった場は周りが作ってくれますが、既に30代前半、社会人経験も10年となる筆者には、そんな機会はないようで…苦笑
仕方がないのでw、勝手に自己紹介の場として他チームのマネージャーを会議に招待をしてみたり、そこからその方のチーム・ミーティングに参加させてもらったり、お土産を用意して各部署へ話しかけに行ったり…
と自分を売り出すのに精一杯な1か月でした。汗
その中で、社内にはブログ形式で自己発信可能なツールもあったため、SNSやnoteなどでの活動も役に立ったのかなと個人的には思っております。
二極化のどちらへ進むか…
人事が用意する研修制度(ハード面)は、どんどん良くなっているようですが、トレーニング人財(ソフト面)はまだまだこれからなのだろう。
とこの1か月の観察の中で感じており、現状、研修後は“自走できる人“と“そうではない人“で二極化していくのは間違いないだろうとも考えております。
その中で、まず自分は前者となれることを1つのターゲットとして、その後は後者を生み出さない体制を作る側になりたい。それも今後の自分自身の「強み」になっていくのではないか。
そんな風に思いながら、来週からの2か月目に臨んでいきたいと思います。
今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございます!