数のおはなし〜「11」という数
「数のおはなし」シリーズです。
《11という数》
11はいつもゆれています。
ゆらいでいるというよりは、
超微細な振動をしています。
その振動は可聴音域の「音」とはかけはなれています。
そして振動というのはまず単独ではおこりません。
「なにかある」から振動するのです。
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ドラえもんの足の裏は汚れていないってご存知でしょうか。
地面から3mm浮いているんだそうです。
ずっと浮いてるんですよ。
どういう仕組み?
未来から来た猫型ロボット。
子孫が先祖をサポートするためにやってきた。
設定からして11っぽい。
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11はとても悩ましいのです。
確かに地球人なのに、
地球ではないどこかと一緒に振動しているのを感じるから。
地球のどこかとも振動していますが、
そのどこかって、地球由来ではない感じ。
自分っていったい何者なんだろう。
11はいつもわからないのです。
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だんだん11はわかってきます。
「自分が何者かわかってもわからなくても、どっちでもいいじゃないか」
ということを。
どちらかに決めるということの意味を。
11はいつもゆれている。
その振動をもって、世界に「不安定な未来」を伝え続ける。
11は「不安定な未来」のその先を受け取り続けている。
子孫の姿が見えている。
でも自分が決めることに意味はないことを知っている。
ただただ選択を、
可能性を、
未来を、
振動で受け取り続けて、伝え続ける。
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11は、子孫(未来)と先祖(現在)の間にいます。
11は選択により良い未来になることに希望をもっていますが、
そうではない時もあることを知っています。
そして自身の希望の振動を発する仲間が増えることで、
希望に確信が持てることを知っています。
11がゆれるのは、
共振する仲間を見つけるためでもあるのです。
それは11であることもあれば、11ではないこともあります。
共振が増幅する、
希望の振動が増幅する仲間を探しているのです。
∞ ∞ ∞
先日、
鳥山明氏が他界されました。
鳥山明氏は数秘11の人です(この場合人生のメインテーマであるライフナンバーが11という意味です)。
そして多くのネットニュースで鳥山明氏のことが取り上げられていましたが、
ひとつ、とても興味深い記事がありました。
詳しくはリンク先の記事を読んでいただくとして、一部引用します。
この、
「かすかな希望」と「乾いた諦念」。
これこそが「11」が抱えているものなのです。
鳥山明氏は世界に名だたる天才であられて、
それはもちろん技術の素晴らしさや抜きん出た物語性やキャラクタライズによるものですが、個人的にすべてひっくるめて「天才」たらしめたのはこの「かすかな希望」と「乾いた諦念」によるものではないかしらとさえ思います。
そして「謙虚さ」。
「11」には「高慢と劣等感」もその精神の根底に流れています。
それをバランスするのは「謙虚さ」です。
鳥山明氏は「かすかな希望」と「乾いた諦念」、そして「謙虚さ」をその身で表現していた。
おそらくは、かなり若い頃から相当に高度な意識をもっておられたのだろうと思います。
そしてそれは、環境によるものもかなり大きかったのでしょう。
おおらかな意識、多くの、もしかすると動物といった自然なコミュニケーションがとれる相手と仲が良かったのではないかと思っています(勝手に)。
そしてその才から、人間力ある人にも恵まれたのかもしれませんね。
それを自身の才云々よりも、その人の本音を見て(感じ取って)感謝できる環境だったのではと思うのです。
わたしは、数を感覚的に読む時に、時々「モデル」を用意します。
世界には、その数そのもののような人がいるのですよね。
もちろんライフナンバーは12の数秘のうちの1つではあるのですが、
それでもその他の11の数秘の影響も踏まえつつ、体現しているところの純度の高いところを抜き出して見ると「とてもわかりやすい」のです。
「11」についても何人かおられますが、
鳥山明氏も確実に、その一人です。
ご冥福を祈るとともに、
「諦念」と「希望」を今この時代、このタイミングで浮かび上がらせてくださったことに「11の愛」を勝手に感じています。
ありがとうございます。
数秘の解読については、
「複数読み」のモデルもいます。
「複数読み」についてはまた機会があれば書きます。
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あなたは自分の数のエネルギーをどんな風に体現しているでしょうか。
人生を楽しくする数秘読み。
人を読めると自分の数秘をより深く読めるようになります。
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