練習ルーティン
こんにちは。
メモリーアスリートのYasです。
今回は、僕がどのようにMemory Leagueの練習をしているか、ルーティンの部分について纏めました。
簡単にできることから細かすぎて真似できんってことまでいろいろあると思いますが、ぜひ最後まで読んでください。
始まる前(検討)
直近の反省ポイントの確認
まず最初にやります。
後ほど紹介しますが、僕は練習全ての結果や反省を残しているので、それを見て前回の反省ポイントを確認します。
使うルート
使うルートを決めます。
この時、同日かそうでないかに関わらず、同種目内で連続して同じルートを使わないようにしています。
理由としては、持っているルート全ての精度を保ちたいからです。
ゴースト問題もありますが、僕は寝れば残らないタイプなのであまり気にしません。
タイムや精度等、意識するポイントの設定
どの程度のタイム/精度で覚えるか、記憶中どこを意識するのかを考えます。
それぞれの詳細なラインはこんな感じ。
【タイム】
ベスト狙い、試合での攻め、試合での守り
基本的に試合を見据えて練習しているので、大体はこの3択です。
【精度】
100%、80%、50%、30%、10%未満
ここでの精度の意味合いは「パーフェクトが出る確率」です。
100%は絶対当たる、80%は10回やったら8回は当たるくらい、ということです。
タイムと精度は2つで1つというか、両方一緒に決まることが多いです。
(ベスト狙いなら精度は下がるし、守るなら精度は上がるので)
あと、例えば「ベスト狙いの時に得意ルートを使う」みたいに、タイム/精度に合わせてルートを決めるときもありますね。
もちろんですが、Interはこの限りではありません。
Namesもまだパーフェクトを安定して出せていないですが、タイムはある程度狙います。
また、意識するポイントも決めます。
良く意識しているのは「変換/場所/ストーリー/テンポ」あたりです。
複数意識するのは難しいので、どれか1つに決めることが多いです。
事前に意識するポイントを決めておくだけで、練習効率も上がるしスコアにも直結します。
競技
ルートをたどる(Names系以外)
Startを押す前にルートをたどります。ポイントは「ルートへの没入感」です。
ルートに自分がいる感覚、記憶する時の視点で瞬間移動する感覚が得られるまでやります。
少なくとも3周、時間にすると15秒ほどかけています。
長い時は30秒や1分かけて、何周もするときもあります。
Startを押してからは20秒間準備時間があります。この準備時間もルートをたどっています。
具体的にはこんな感じ。
Cards、Numbers、Words:12秒でルートを2周、7秒で5,6プレイスを4,5周、1秒ほど1プレイス目で待機(種目により多少前後)
Images:15秒でルート巡り(何周か分からない)、4秒で1-5プレイスを4,5周、1秒ほど1プレイス目で待機
ルートをたどる目的として、もちろんプレイス間移動をスムーズにすることもありますが、一番は雑念を消すことだと思っています。
記憶フェーズが始まる前から、脳みそのリソースを記憶だけに割けるようにする、という感覚です。
顔に集中するような意識(Names系)
Names系でやってしまいがちなのが、画像に表示されていない部分にストーリーを作ってしまうことです。
サッカー選手の名前が出てきたからサッカーをしているストーリーを作ったけど、顔にストーリーが結びついていなくて、リコールの時に顔を見て名前が思い出せない…とかよくありますよね。
それを防ぐために、顔にストーリーをつける、顔周辺に着目する、と心の中で唱えるようにして意識しています。
ルートをたどる必要がないので準備時間としてはあまりかからないかもしれませんが、先ほど同様雑念を消すことは必要なので、やはり多少準備に時間はかけます。
反省
分析
うまくいってもうまくいかなくても、各ゲーム直後に必ず振り返ります。
うまくいった理由や間違えた理由を分析して改善することが次につながります。
僕がよく確認するのはこんな感じ。
・作ったストーリーに問題はなかったか。
・変換ミスをしていないか。
・詰まった(出てきにくかった)変換はどれか。
・しっかり没入感を得られてから始められたか。
・プレイスに覚えにくさはないか。
・ニアミスをした名前や単語について、次どこに着目すれば同じミスをしないか。
・うまくいった時はどんな感覚で、うまくいかなかった時との違いは何か。
・最初に意識すると決めたポイントは意識できたか。
・プレイスから思い出せたものと、それ以外の方法で思い出したものの割合はそれぞれどのくらいか。
・ストーリーが出てこなかったものと、ストーリーは出てきたけどプレイスとの結びつきが弱いものの割合はどれくらいか。
・環境はどうだったか。(練習している部屋やその周囲)
・自分の体調はどうか。
・直近の自分の傾向と照らし合わせてどうか。
これ以外にも見る角度はたくさんあります。
文字にすると多く見えますが、一つ一つ確認しているというよりはその場その場の感覚でどこが悪かったかを振り返っています。
最初のうちはどこが反省点かを把握しやすくするために、全部の項目で振り返って原因分析してましたね。
この反省フェーズですが、練習の一連の流れの中で一番大事だと考えています。
Memory Leagueは1ゲーム5分(記憶1分+回答4分)ですが、それ以上の時間をかけて反省してもいいくらいです。
的確にポイントを押さえて反省しないと、次に意識するポイントもずれ、効率が落ちます。
逆にポイントをうまく押さえることができれば伸びやすくなります。
記録
せっかく反省しても、次練習する時にそれを覚えていなかったらあまり意味がありません。
何かしら形に残しておくことで、次回以降に確認することができます。
僕の場合はExcelで記録と分析を同時にしています。
Excelは主に種目別シートと全体シートを使っています。
種目別シートでは、日付、タイム、スコア、ルート、ミスの内容や感覚についてメモしています。
こうすることで、各ゲームの反省はもちろん、直近5ゲームや10ゲームでどのようなミスが多いのか、傾向分析もしやすくなります。
Cardsの例では、詰まりが多いので変換練習をそろそろやった方がいいな、みたいに考えることができます。
全体シートでは、週ごとに区切って練習を分析しています。
週の始めに目標を立てて、1日ごとにその日の練習について軽くメモします。
細かい部分は各種目のシートで書いているのでここでは書きません。
イメージとしては、中長期な部分は全体シート、1回1回の練習や数回単位の短期的な部分は種目別シートで、それぞれ確認しているという形です。
僕のExcelは相当細かい方なのでここまでしなくて良いと思いますが、ミスった原因などある程度は記録した方が反省がしやすくなります。
Excelやスプレッドシートにまとめておくのがおすすめです。
おまけ
ここまでは競技前後の一般的な内容について触れてきましたが、競技内外の個人的にやっている+αの部分についてもよく聞かれるので、ここで一緒にまとめます。
水分
僕は偏頭痛持ちで、気圧が低い日はもちろん(?)、疲れが溜まったりするとすぐに頭が痛くなります。
知恵熱も出るタイプで、勉強やテストなどで頭を使うと偏頭痛が出ます。
メモリースポーツも例外ではなく、頑張りすぎると偏頭痛が出ます。
現状この対策の一つとして、水分をよく摂るようにしています。
Memory Leagueをやる時には各ゲーム間に必ず一口以上飲むようにしています。頭痛対策で始めた水分補給ですが、集中力の維持にもつながっている気がしています。
糖分
頭を使う時にブドウ糖が効くってよく聞きますよね。
僕も練習時は毎回ラムネを食べながら練習しています。
試合など、長時間かつ特に集中する必要がある時はinゼリーのラムネ味を飲んでいます。
プラシーボ効果もあると思いますが、inゼリーを飲むとかなり集中できます。
結構自信を持っておすすめします。
p.s.
森永製菓の関係者の皆様
いつも森永製菓さんの素敵な商品にお世話になっております。
将来ぜひスポンサーになっていただけませんでしょうか。
ご検討よろしくお願いします。
睡眠
睡眠も大事な要素の一つです。
夜の睡眠時間の確保はもちろんですが、僕の場合は練習直前の仮眠をよく取ります。
10〜30分ほど仮眠を取ると、頭がすっきりした状態で練習できることが多いです。
また、仮眠の小技として、仮眠前にカフェインを摂るというものがあります。
カフェインは摂取後効果が出るまで15〜30分かかるので、例えばコーヒーを飲んでから仮眠を取ると、より集中できると思います。
音
メモリースポーツの一番の敵は周りの音です。
そのため、試合や練習中はイヤーマフや耳栓をするメモリーアスリートが多いです。
僕も例外ではなく、練習中はイヤーマフをつけています。
時々気分転換に耳栓をすることもあります。
いずれにしても、周囲の音はないに越したことはないです。
コンタクトレンズ
僕は目が悪いので、外出する時はコンタクトレンズをつけます。
ただ、メモリースポーツ中はコンタクトレンズをつけないようにしています。
コンタクトレンズをつけてMemory Leagueをやると、目がパキパキになってしまうんですよね…。
目から入ってくる情報に集中するからなのか、画面を見つめているからなのか、原因は定かではありませんが装着感がすごく気になります。
目のケア
コンタクトレンズの話と被るかもしれませんが、目が重たい日ってありますよね。
特に1日PCと睨めっこしていた日の夜は、いわゆる眼精疲労をすごく感じます。
僕は眼精疲労を感じた時、目を温めるようにしています。
ホットアイマスクでもいいですし、濡らして絞ったタオルをレンジでチンしたものでもいいと思います。
先述の仮眠と合わせて目もケアしてあげるとよりすっきりします。
まとめ
競技内外合わせると意外とやってること多いですね。
自分で書いててびっくりしました。
どこか参考になる部分があれば嬉しいです。
皆さんにも何かルーティンがあればぜひ教えてください。
僕も参考にさせていただきます。
あと、これからnote積極的に更新したいと思ってます。
基本的に僕が書きたいことを書きますが、書いてほしいことがあればコメントください!
それではまた!