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STEP6 自己肯定感と自己効力感
毎日、思い通りにならない瞬間が必ず訪れます。そんな時、自分がどのように向き合い、どんな態度や行動を取っているかを振り返ることは、とても大切です。
不本意な現状に直面したときこそ、自分自身の価値観や課題が見えてくる瞬間でもあります。そんな今の自分を見つめ直すために、まずは今抱えている不本意な状況について整理してみるSTEP。
本音と建前
ボクたちは日々、本音と建前の間でバランスを取りながら生きています。
建前を大切にすることは、周りとの調和を保つために必要なことかもしれません。でも、その中で「好きなこと」を押し込めてしまったり、自分らしさを見失ってしまう瞬間もあるのではないでしょうか。
「これを好きと言ったらどう思われるかな」とか、「もっと役に立つことを選ぶべきかも」と考える時。その気持ちは自然なものですが、知らないうちにブレーキになっていることもあります。
困難とどう対峙したか
困難に直面するとき、全力で頑張ることが正しいとは限らないと気づいたことがあります。
逃げたことも確かにありましたが、そのおかげで助かったこともたくさんあります。ただ、「向き合わなかった」経験だけは、今でもどこか心に引っかかっています。あのとき、ただ見ないふりをしてしまったけれど、もっと工夫できたのではないかと。
そんな過去を思い出しながら、一つひとつ手順を分けて考えます。何が難しかったのか、どんな選択肢があったのかを丁寧に見つめ直すことで、次に同じような場面に出会ったとき、少しずつでも自分らしく乗り越えられる気がします。こうして振り返ることが、私にとっての大切な向き合い方です。
この経験にはどんな意味があったのか。
自分を解いてあげる必要がありそうです。
過去のトラウマ
「あの時こうしていたら」と、もしもの世界を思い浮かべることがあります。それは過去の自分を否定したいわけじゃなくて、そこにあった可能性に気づきたいからなのかもしれません。
自己肯定感や自己効力感って、きっと完璧な選択をし続けることではなくて、どんな道を選んできたとしても、それが今の自分を作っていると感じられることなのかな、と思います。「こうだったかもしれない自分」も、「今のボク」も、大事にできたらいいなって。
そうやって少しずつ、自分のペースで歩いていけたら、未来への一歩もきっともう少し軽やかになる。そんなふうに思えるようになりました。
それでは!良いご縁がありますように!