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漢字ノート其の十六『環』
環
カン
たまき、わ、めぐ(る)
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回環(カイカン)
玉環(ギョクカン)
金環(キンカン)
耳環(ジカン)(みみわ)
循環(ジュンカン)
旋環(センカン)
刀環(トウカン)
佩環(ハイカン)
連環(レンカン)
また還る。それは新しく。
世の中のあらゆるものは、ただ終わらず、ぐるぐる回りながら繋がり続ける。出会いも経験も、無駄にならず、いつかどこかでまた形を変えて戻ってくる。還るとは、元のままではなく、更新された状態で戻ってくる。
別れを惜しまず。
誰かと出会うことで、新しいアイデアや価値観の種が心に植えられる。
そこで成長するのは”別れ”だったりする。大切な人と離れたり、環境が変わることで、初めて自分の中に根付いたものが育っていく。
出会いで始まり、別れは次の出会いである。
世の中には、目に見えないけど、ちゃんと機能してる流れがある。
「運命」とか「縁」とか、説明できないけど確かに感じる。無理に何かを動かさなくても、見えないリズムの中で、ちゃんとハマるべきところにハマっていく。
漢字を通したボクなりの見解
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