ミチクサ
家には2種類、グリーンがあります。秋の前になって少し元気ないから心配。
100年前と現代の悩み
いま、夏目漱石の道草という本を読んでいます。
没後50年経っているので著作権は切れているのだとか。生きている人のためのルールで作品の尊厳を永遠守るわけではないという、不思議な感覚です。
当時も今の世の中も、お金のために生きている人ばかり。主人公の健三はやり切れないような孤独感を感じます。結局金なんだ、と絶望している健三の資本主義への大きな壁を感じていたのではないでしょうか。
無責任なキャラクター
息子を捨ててハンターになった男。ジン=フリークス。息子のゴン=フリークスははそんな父の背中を追いかけるようにハンターを目指す。普通なら父親に絶望してハンターなんかならんやろ、、ポジティブすぎる。
実験や挑戦などのチャレンジを、彼の言葉に表せば道草。なんてマイペースな男なんだ。
人生は暇つぶしだと言っているような、どんと構えたジンの生き様に惚れた読者も多いのではないでしょうか。
そこらへんの雑草
植物学者の言葉で、牧野富太郎という超絶偉人がいます。
それに引用してさらに、昭和天皇も。
御所の庭の草が茂りすぎ、侍従がそれを刈った後に放った言葉。
何かとひとまとめにされるこの時代。多様性という言葉も名前だけが蔓延って、本当の意味を成していない気がします。
それぞれ自分の好きな場所で生を営んでいる。
それほどまでに素敵な言葉があっていいのでしょうか。我々人間にも同じことが言えますね。
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