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漢字ノート

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漢字note書き取り依頼

あなたにあった漢字noteの依頼を随時行なっています。 漢字のヤツってなんだ?話してる間に見えたイメージを、独断と偏見で漢字選出し、いい感じに説明文をつけます。<無料です> これまで非公開で行ない40件ほどご依頼をいただきました。 漢字noteってなんだ?説明文の補足をNoteに記載します。基本的には贈られた人が解釈して良いことになっていますが、参考までに独断と偏見による解釈をつけます。 プライベートな内容も含まれるので今のところ1000円です! 漢字は選出してもら

漢字ノート其の十六『環』

環カン たまき、わ、めぐ(る) また還る。それは新しく。世の中のあらゆるものは、ただ終わらず、ぐるぐる回りながら繋がり続ける。出会いも経験も、無駄にならず、いつかどこかでまた形を変えて戻ってくる。還るとは、元のままではなく、更新された状態で戻ってくる。 別れを惜しまず。誰かと出会うことで、新しいアイデアや価値観の種が心に植えられる。 そこで成長するのは”別れ”だったりする。大切な人と離れたり、環境が変わることで、初めて自分の中に根付いたものが育っていく。 出会いで始まり

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漢字ノート其ノ五『護』

護ゴ まもる 保守ではなく守護必ず守り切るという信念よりも、ベールに包み、くるんであげる。 外を固めるわけでもなく、守りたいものを包み込んでいる。 護りたいと同時に、護られたいと思っている。護りたいものがあるから自分も守られているのだと確信している。 大切なものに触れるとき、直接触れるのではなく、ゆっくりと時間をかけて気づけばそこにいるかのように存在する。 それは本当に難しいことだ。 有ることが難しいことを”ありがたい”というように、 あなたを大切にしてくれない人の

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漢字ノート其ノ三『硯』

硯ケン、ゲン すずり 陸と海を辿る気を整え、墨を磨る行為には独自の文化が確立されている。 墨が海に落ちていくまで、ゆっくりと磨り続ける。 同じ間隔で、同じ強さで、淡々と続ける。 粘り気が出て、海に伝うまで、濃度を一定にする必要がある。 必要な墨の量になるまで、これを繰り返す。 目的は墨を磨ることではないはずだ。 墨汁を習字や書道で扱うための最初の所作。 いわば挨拶の一種なのだろう。 墨は水と併さり、墨汁と化す墨単体では書道は成り立たない。 水で練り上げた墨汁で筆

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漢字ノート其ノ一『漂』

漢字ノート其ノ二『沸』

沸フツ 、ヒ わ(く)、わ(かす) た(てる)・にえ たぎるエネルギー良くも悪くも溢れんばかりの活力がある。 熱い時もあるし、弾けた湯はそのまま冷えてしまう水になってしまう。 やかんから出てくる水蒸気は、本当は見えていない。 見えているのは水。注ぎ口に近く、透明に見えるのが水蒸気なのだ。 火傷の恐れぼこぼこと湧き起こる湯は、100度を超える。 おいそれと触れてはいけない。 近づけば近づくほど見えなくなり、 沸けば沸くほど水量が減ってしまう。 沸き起こるエネルギーは

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