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トルコツアー備忘録①-ベルガマ遺跡からイズミールへ

出国

出国3時間前には成田空港に集合し、添乗員から軽い自己紹介を受けた後、各々にチェックインを済ませていきました。
ツアーのため、団体行動が基本となります。

今回使用するエアラインは中国東方航空です。
イスタンブールまでは上海を経由して行きます。
添乗員によれば頻繁に遅延する航空会社とのことでしたが、予告通り出発予定時刻より3時間ほど遅れるとアナウンスがありました。

スタバで時間を潰す

上海からイスタンブールまでのトランジットは元々7時間あり、いかに時間を潰すか悩んでいましたが、さっそく3時間はフライトの遅延で潰れました。

添乗員によれば上海まで行けば時刻通り飛ぶが、成田発のみしばしば遅れるようです。
日本は舐められています。

3時間遅れて機内に乗り込むと座席前にはエンタメ用のモニターが付いていました。
格安LCCでは国際線でもモニターが付いていないケースも見受けられますが、少なくとも中国東方航空ではその心配はなさそうです。
ですが、他のエアラインと比較すると映画のラインナップは乏しく、英語と中国語にしか対応していないため(字幕含めて)日本人お断りなコンテンツでした。
私は事前にKindleでダウンロードした小説を読んでやり過ごします。新世界より面白い。

映画以外の楽しみといえば機内食です。
機内食は他のエアラインと同等だと思います。
驚いたのは日本→上海における約2時間のフライトでも機内食が出たこと。

さらに上海→イスタンブールでも2回機内食が出るので、機内食と連戦になります。

機内食はまずまず美味しかったです。
特に成田→上海で提供された牛肉のオイスター炒めが気に入りました。
デザートは当たり外れあり。


このnoteは私が2024年の夏に出かけたトルコツアーの記録です。
今回は日本出国から2日目終わりまでの旅程をダイジェストでまとめてます。

【旅程】
1日目:日本→上海→イスタンブール
2日目:イスタンブール→ベルガマ→イズミール
3日目:イズミール→エフェソス→パムッカレ
4日目:パムッカレ→ベイシェヒル→カッパドキア
5日目:カッパドキア→アンカラ
6日目:アンカラ→イスタンブール
7日目:イスタンブール→上海
8日目:上海→日本

イスタンブール着

さて、上海に着いてから約4時間のトランジットを経て、約12時間のフライトでようやくイスタンブールです。

時間に並べると下記の通り。
日本 19時→上海22時着、翌2時発→イスタンブール8時半着
中々ハードなフライトでした。

イスタンブールに着いた後は添乗員の案内に従い両替を済ませます。

現地通貨を使用するタイミングは食事中の飲料と道中の休憩で立ち寄るドライブインの買い物くらいです。

お酒を飲むなら1人1.5万、飲まないなら1万円で十分と案内を受けたので、間をとって2人で2.5万円トルコリラに両替しました。
結果、帰国時に余らせたので、添乗員のアドバイス通り1人1万円の両替にしておけば良かったと少し後悔しました。

イスタンブールではカードを使えるお店が多いようですが、地方では高価なお店でない限り現金しか使えないところもあるので、トルコリラへの両替は必須です。
ちなみに、USドルやユーロが使えるお店もあるため、ドルやユーロを余らせていたら持っていくのがオススメです(リラに対する信用がない…)
なお、2024年8月のレートは1リラ約4円。
直近円高が進んでくれたのが幸いしました。

バスに乗り込みいざ出発

現地のガイドさんとも合流し、バスへ乗り込みました。
基本的にツアーでの移動は全て専用のバスを使用します。

バス内

バスが走り出してすぐに高速道を出ると、あっという間にボスポラス海峡を渡りイスタンブールを後にします。

バスの中では添乗員さんとトルコ人ガイドさんから改めて挨拶を受け、簡単にトルコの紹介を受けました。
以後、添乗員さんからは日本視点からの案内(トルコの美味しい食べ物や飲み物、必見ポイントなど)、ガイドさんからはトルコの歴史や世界観などのトルコ人としての案内を受けることになります。

その日に訪問する観光地の予習をガイドさんから受けた後、現地で解説を受ける流れです。
たまにクイズが出るので、ガイドの案内は聞き逃せません(とはいえ、旅行の疲れでバスの中では眠ってしまうことが多いのですが…)。

この日はボスポラス海峡の西側がヨーロッパ側で、東側がアジア側に属すると案内を受けた記憶があります。
トルコはヨーロッパとアジアの中間に位置するとはよく聞いたものですが、99%はアジアでヨーロッパのエリアは僅かでした。

車内から眺めたボスポラス海峡

昼食はトルコ式ハンバーグ

ヨーロッパを抜けてアジアに渡ると、すぐにドライブイン(日本で言うサービスエリア)で昼食となります。
食事は事前に決めらており、飲み物のみ自由に選択できます(以降も同様な形式)。

ドライブイン
店内

最初に出てきたのはえんどう豆のスープとサラダです。
スープは見た目からしてドロっとした濃いタイプで、えんどう豆の味がしっかりと感じられる濃厚なスープでした。

スープ

サラダはまあ普通。
添乗員さんも言っていましたが日本のドレッシングが優秀で、海外の基本的にオリーブオイルと塩で野菜を食べるため、良くも悪くも素材の味が感じられます。

サラダ

メインはトルコ式ハンバーグです。
とても美味で、例えるならハンバーガーに挟んであるビーフパティのような味わいでした。

メイン

一緒に付いていたライスには焦げ茶の粒が混ざっており、食べている時は麦飯かと思っていましたが、後で添乗員からは細切れにされたパスタと聞いて驚きました。
意外に癖もなく食べやすかったです。

杏子ジュースとピーチジュース

事前に添乗員からは果物系の飲み物を勧められており、桃と杏子のジュースを注文。
甘く、とろみがあり濃厚で、日本のネクターのような飲み物でした。

リンゴ

デザートのリンゴはお腹がいっぱいで食べられませんでした…。
が、トルコは果物が美味しいためこのリンゴも美味かったに違いない。

ツアーにパッケージされている食事だったので、露骨にコストカットされているのでは、と少し不安だったのですが、初の食事は大変満足いくものでした。
今後の食事にも期待が膨らみます。

ベルガマ遺跡

さて、食事を終えてバスを走らせること6時間…
最初の観光地であるベルガマに着きます。
さらっと6時間と書きましたが、一日の総移動時間が8時間とかザラにあります。
朝が早くバスの中では寝てしまうので、バスの移動時間はさほど長く感じませんでしたが、短い期間でトルコを回るため、移動時間が長くなるのは宿命です。

ベルガマ遺跡の解説はChatGPTに任せましょう。

トルコのベルガマ遺跡は、古代都市ペルガモンの遺跡で、紀元前3世紀にヘレニズム文化の中心地として栄えました。遺跡内には、壮大なアクロポリス、世界最大級の劇場、トラヤヌス神殿、そして古代の図書館跡などがあり、ギリシャ文化とローマ文化の融合が見られます。ベルガマの祭壇やアスクレピオン(治療所)も有名で、その歴史的価値から2014年にユネスコの世界遺産に登録されています。観光地としても人気の高い場所です。

ChatGPTより

ChatGPTの解説にもあるようにベルガマ遺跡は人気のある観光地ですが、観光客は私たちツアーの人間しかいませんでした。
というのもベルガマ遺跡はイスタンブールから離れた場所に位置しており、交通手段も車やバスに限られることから、マニアでもない限りわざわざ足を運ぶ人は少ないのでしょう。

ちなみに観光は予め配布されたイヤホンガイドの音声解説によって進行します。
本来観光地のガイドは課金必須のオプションですが、観光ツアーは現地人による音声ガイドもパッケージされているのが嬉しいところです。

エーゲ海面するイズミールへ

ベルガマを後にし、再びバスで1時間半かけて本日の宿であるイズミールへ向かいます。

イズミールはエーゲ海に面しているトルコで3番目に大きい都市です。
エーゲ海近辺は温暖な地中海性気候から、ヨーロッパのバカンス地として有名。
イズミールに着いたのが19時過ぎのため、街中観光することはなく、ここでの滞在は宿泊のみとなります。

ホテルに入るとウェルカムドリンクでお出迎えがありました。
事前に添乗員さんからは、今回のツアーの中でもリッチなホテルだと案内を受けていましたが、予告通りのホテルのようです。

ウェルカムドリンク

ロビーも高級感溢れる雰囲気でブライダル使用もされているようです。

中央にピアノあり
部屋もきれい
プール付き
バーもある

夕食は皆でホテルのロビーで集合してからレストランへ向かいます。
ところが私たちは集合時間を15分間違えて、みんなに置いてかれてしまいました。
レストランの場所は把握していたので、何とか合流します。
英語でフロントのホテルマンに確認とってくれた妻に感謝。
以後は必ず集合時間を間違えないようにメモを取るようにしました。

ビュッフェ形式
果物多い
シェフが待機
盛り付け茶色

食事は朝夜ビュッフェ形式で、最低3往復はしたくなるバリエーションでした。

食事を終えると21時を過ぎていました。
もう少し時間があればプールでゆっくりしたり、バーでお酒を楽しんだりもできますが、翌朝も7時出発のため、早々に寝床に着きます。

外ではホテルで挙式した披露宴パーティーが夜23時になっても終わらず、騒がしかったのですが、フライトの疲れもあり、間もなく眠ってしまいました。

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