翻訳者を目指す私の勉強法
今日は、感覚を使う勉強法を紹介します。
「聴く、話す、書く、読む」ことです。
必要なのは聴覚、触覚、視覚です。
以前の私は、中国語の文章を速読できるようになるには、膨大な量の中国語を読みこなすことだけすればいいと思っていました。
しかし、わからない単語を調べず、正しい発音を聴くこともなく、ただひたすら目を通すだけでした。
翻訳の勉強を続けている中、このままでは、いかん!と危機感を持ち、体を使った勉強法を思いつきました。
使うテキストは、『标准教程 HSK6』です。
載っている本文の隣に新出単語欄があり、本文と新出単語欄それぞれに音声がついています。
具体的なやり方は
本文の内容を聴く
↓
本文をサイトトランスレーション(中文を見ながら和訳を声に出す
↓
ノートに本文を書く
↓
シャドーイング
↓
ディクテーション
もちろんこれは、1日ではできませんので、3日ほどかけてやります。
このプロセスを経れば、自然と本文が頭の中に残り、大量の例文が覚えられ、語彙が豊富になりますし、音声付きで正しい発音を聴けます。
正しい発音を聞き、真似して言うことで、リスニング力が上がります。自分が発音できる単語しか人間は認識できないからです。
大量の例文が覚えられることで、アウトプットもたくさんできます。なかなか中国人と話す機会がないならば、中国語で独り言を1日10分設けるだけでずいぶん違います。
同じ文章を何回も読むことは、速読力にもつながると聞いたことがあります。
このテキストを丸暗記できるようになりたいです。
長文読解をする上で多読も必要かもしれませんが、私の今回の勉強法も効率よく学習できる1つだと思っています。