夏至の日、三角関係
夏至の日を特に意識していたわけではないが、その日から水彩絵具を制作に取り入れてみている。
水彩絵具は絵が上手な人が使うもの。
と勝手に思い込んでいたのと
アクリル絵具で水彩画のように描きたいという思いがあり
水彩絵具を使うのを避けていた。
その日は気分を変えてみたくなり、
母が使っていた水彩絵具とわたしの持っていた水彩絵具を引っ張り出して、
いつものように下書きもせず描いてみた。
アクリル絵具を3年使ってきたが、水彩絵具とは全く別物だった。
アクリル絵具は発色力もあるし、浮き上がるようなイメージ。
水彩画は絵の奥に道が続いていくようなイメージ。
どちらの良さも知れたのが、自分にとって小さな驚きだった。
毎日アクリル絵具を使ってきたが、
水彩絵具も使う生活がはじまった。
そして水彩絵具で描く絵は何故か
同じモチーフになってしまい、
もしかしたら新シリーズなのかもしれない。。
「思い込みを捨てろ、手放せ」
とはよく聞くが、
気づいたらそうなっていることが
多い。
アクリル絵具と水彩絵具。
両方たのしい。
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