もたらすこと
今年もオリジナルカレンダーを作り、オンラインショップで販売スタートした。
12月3日がカレンダーの日という事を、今朝偶然知りびっくりしている。
なぜ昨年からオリジナルカレンダーを作りはじめたかというと、単純にお気に入りのカレンダーを制作したかったのと、自分のつくったものでお金を生み出してみたかったこと。
2022年のカレンダーは100部作って半分も売れなかったが、思わぬ副産物が沢山あった。
という感想。
バンドマンの友人はライブ予定の日に色を塗って、月初めににInstagramのストーリーにUPしてくれたり、
終わった月の絵の部分を切り抜いてお部屋に飾ってる人もいて、自由に使って感じてくれている事、カレンダーを通してこころがつながっているようでうれしかった。
また、カレンダーの絵のゆるさ自由さに、わたし自身がゆるめられている瞬間が何度もあった。
自分のつくったもので生計を立てられたらいいなぁと思ってはいるものの、まだ覚悟も制作も中途半端。
「中途半端なりに中途半端を突き詰めて行けばいいじゃないか!」
と岡本太郎の声が聞こえてきそうでもある。
うなぎの一本掴みのように、自分の感受性の強さは制御出来ない。
スルースキルなんてまったく身に付かず、他者からすると小さな事にぐるぐるしたかと思えば、無印良品の大好きなミックスラムネを食べて至福を感じたり、夕飯の支度中に見た夕陽に感動してひとり大騒ぎしたり
そんな日々の変化も愛おしく感じられるようになってきた。2022年。
それも時折目にするオリジナルカレンダーの影響が少なからずあるように思う。
自分の踏み出した赤ちゃんサイズの一歩が、振り返ると少しずつ大きくなってくる。
2023年のカレンダーには今年出会った人たち、一緒に過ごした人、経験、感じたことが絵に表れている。
いちばん考えたのが、月ごとの絵。
感覚的なものに合わせて、今回は日本の伝統色を月ごとに調べて近いものをチョイスしている。
カレンダーを手に入れてくれた方が、どんな気持ちでカレンダーをめくるのだろうか。
どうか心と身体が健やかで
自然を感じられる1年でありますようにと、新月満月と二十四節気を表記した。
2023年はたくさん作品をつくって、色んなひとに見てもらえる機会を増やしたい。勇気!
これから出会う方も、すでに出会った方も、どうぞよろしくお願いします。
ゆくゆくは海外でも見てもらえる機会を
つくりたい。
「届く人には届く」
いつもお世話になっている女性がかけてくれたことば。
その通りだと思う。
すべてに愛をこめて
野生の女
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