絵のド素人が1ヶ月で温かい雰囲気の絵を描けるようになったお話
はじめに
はじめまして。yascolo(やすころ)と申します。
最近、あるきっかけがあって、中学校以来、自分で描く気になれなかった「絵」の講座を受けて、1ヶ月という短期間で温かい雰囲気の絵が描けるようになってびっくりしたお話をしようと思います。
内容は、イラストレーターのmomochy(ももちー)さんが開くイラスト講座に関することで、そこで何があって絵が上達したのか、書いていこうと思います。
「講座の宣伝」だけではあまり面白みがないかもしれませんので、講座に興味がない方でも読み物みたいな感じで読んでいただけるように、書いていこうと思います。
文章もド素人ですので、読みにくい点はご勘弁くださいませ。
※2021/6/5追記・・・この記事を書いた後、momochyさんはアナログイラストの講座をLakitさんで開講しました。お絵描きに不慣れでもっと簡単なレベルから描いてみたい方、デジタルが苦手な方、もっと安い受講料の講座をお求めの方は、是非検討してみて下さい。
・かわいいどうぶつイラストを描いて、ほっこり癒しの時間をつくろう
https://www.lakit.jp/lessons/momochy-doubutsu
・お花の線画イラストで、雑貨に魔法をかけよう
https://www.lakit.jp/lessons/momochy-ohana
私はまだ『かわいいどうぶつイラストを描いて、ほっこり癒しの時間をつくろう』のみの受講ですが、これを受けると、こんな雰囲気の絵が描けるようになります♪
(友達の、虹の橋を渡ったペットというデリケートなテーマでしたが、momochyさんの優しいタッチは、そんな重いテーマですら暖かみのある雰囲気で優しく包み込んでくれました。)
どれくらいド下手だったの?
まずはこの話から始めましょう。
次の絵をご覧ください。
この絵は、イラスト講座を受ける前のものです。
新型コロナウイルスをピコピコハンマーで叩くという絵なのですが、幼稚園児よりも下手ですよね。
線がへにょへにょで、円もぐにょぐにょで、それをユルいタッチでごまかそうとしています。
では、イラスト講座を受けて、どんな絵が描けるようになったのでしょうか?
どれくらいうまくなったの?
こちらをご覧ください!
講座を受け始めてから、12日後に描いた絵です。
「あれっ、ホントに同一人物が描いた絵!?」
はい、そうなのです。
しかも12日後じゃ、1ヶ月どころか、半月すら経ってませんね!(ペンタブの使い方になれるのを含めても、1ヶ月は越えませんでした。)
これは毎日動画を見て急いで学習したため、この程度の期間で済みました。忙しい中、時間を見つけて受講している方は1ヶ月以上かかっている方もいらっしゃいます。
顔や身体の描き方は先生の真似っこですが、受講前とは大違いです!
先生が色塗りを手伝ってくれたかのような、魔法のような激変ぶりです!!
さらに、受講後4ヶ月くらいの卒業制作に相当する段階で、こんな絵が描けるようになりました。
半月後よりもさらに幻想的な雰囲気の絵になってます!
まだまだ線画が下手で、受講期間を延長して上達したいと思ってますが、それくらい凄い講座なんだよ、と声を大にして言いたいのです!
どんな講座を受けたの?
具体的にはこちらの講座です。
環境によっては、お値段見えちゃってるかもしれませんね。実はかなりお値打ちなのですが、今の段階では高いと思われるのは当然です。購入前にじっくり検討されてみてください。
正式名称は、『イラストで自分も周りも笑顔に❁デジタルでも暖かみのあるかわいい作品を描く方法』です。
・・・覚えられませんね。
でも大丈夫です。開講前のインスタライブでは先生も言えてませんでしたから!
ここでは「momochyイラスト講座」と省略しておきましょう。
でも、この正式名称のタイトルには深い意味がありまして・・・
・イラストを描いて自分が笑顔になろう!
・イラストを描いて他の周りの人も笑顔にしてあげよう!
・デジタルでも暖かみのあるかわいい作品を描けるんですよ!
・・・そのまんまですね。
でも、この3つをmomochyさんは講座の中で心を込めて伝えてくださいました。
そもそもなんでこの講座を受けたの?
momochyさんの絵が受講前から世界一大好きで、たとえうまくならなくても、そんなmomochyさんの絵の魔法の秘密を知ることができるんじゃないか、と思ったのが、最初のきっかけでした。
「世界一」なんて言葉を軽々しく使うな、と思われるかもしれませんが、さまざまなイラストを見てきて、今なお私の中では、特別な絵を描かれる方だと思っています。
最初のきっかけは、友達が飾っていたこのカレンダーでした。
くりっとしたお目め、流れるような線、色や光のきらめきなど、女の子の憧れや理想をそのまま絵にしたかのようなイラストの数々は、不思議と私の心をとらえて離しませんでした!
momochyさんが、実は小学校の頃からお絵かきブログを書いてて、テレビに出たことがあったことを知ったのは、それから後のことでした。
そんな先生が、突然、イラスト講座を開こうとしているとおっしゃいました。
「受講なしで応援」がOKなら、頭数にはなるかな、とポチっとな。
さすがは人気イラストレーターさん、応援を集めて開講決定しました。
内容を見てみると、美大出身だけあって思ったより内容がしっかりしているように見えますし、そんなに値段も高くない。
とはいえ、簡単には決断できない。絵がうまいのと、教えるのは上手かどうかは違う。いくらmomochyさんが美大出身で優しい方だからと言っても、教えるのが未経験では苦労するだろう。しかもオンラインじゃ、絵がうまくはなれないだろう。
うーん・・・でもちょっと思い切って試してみるかな。
・・・と、受講前に思いながら、えいやっと申し込みました。
「まさか、私の何十年という人生(主に小中学校時代)で得てきたお絵描きテクを、この4ヶ月のmomochyイラスト講座が上回ることはないよね・・・?」
・・・その、まさかでした。それもたった1ヶ月で。
momochyイラスト講座のいいところ
先ほど紹介しましたように、イラスト講座の受講前後で、絵が劇的に変わりました。
受講前は、ペンタブレット(板タブ)を買ったばかりの上に、不器用でしたので、線が綺麗に引けず、色を塗る気にすらなれませんでした。
一方、受講途中の半月後に、ここまで描けるようになりました。
何が起こったのでしょうか?ちょっと講座のいいところを見てみましょう。
1.手先の器用さやセンスがあまりなくても楽しく容易に完成度を高められる
2.受講生の絵を否定せず、逆に良いところを見つけるのが非常に上手い
なぜ手先の器用さやセンスがあまりなくても大丈夫?
まず1・・・なぜ手先の器用さやセンスがなくても大丈夫なのでしょうか?講座受講後の絵も、よく見ると線があまり綺麗じゃないところがあるのに、そんなに目立たない気がします。
1の理由としては、次のようなものだと思ってます。(重要だと思う点は太字にしています。)
・手書き感のある先生お手製のオリジナルブラシが使えるので、直線や曲線を綺麗に引けなくてもズレが目立ちにくい
・顔のパーツ…目や鼻の位置を変えるとどうなるかなど、描き方の理由をつけて解説してくれるから、蚊の描き方がわかりやすい
・先生がよく使う色を付けたファイルを配ってくれるので、スポイトでとって自分でも使える
・基礎…先生のシンプルなオリジナルキャラクターの線をなぞるところから解説してくれる
・デジタルの最大の利点である「やり直し」(アンドゥ)の応用例を、様々なケースで解説してくれる
・魔法のように絵の雰囲気が良くなる仕上げの方法を教えてくれるので、それだけで絵が見違えるほど良くなる!!
最後の「魔法のように絵の雰囲気が良くなる仕上げの方法」がわかりづらいですので、百聞は一見に如かず、私のツイートを引用しておきます。
これ、凄くないですか!?一気に講座のタイトルにもある「暖かみのあるかわいい作品」に近づいた気がしませんか!?
この工程こそがmomochyイラスト講座を多くの方に勧めたい理由なのです!!
残念ながら、Photoshopでしかできない手順がありますので、他のお絵かきソフトを使っている方にはそのままではこの後処理が体験できないかもしれません。でも、Photoshopの体験版を使ってでも、是非この仕上げの効果を体感してほしいです。
受講生の良いところを見つけ、悪いところを言わない先生のおはなし
「2.受講生の絵を否定せず、逆に良いところを見つけるのが非常に上手い」についても見ていきましょう。
例えばこの絵は講座の最初に描いたものですが、必死で塗ったつもりなのに、塗りにはみ出しや塗り残しがあります。
というか・・・ぱっと見、ド下手・・・?
ところが、先生は「星の道でときめいてるうさぎ」という私のアイデアを褒め、塗りも「色も丁寧に塗っていただいたことが伝わってきます」と書いて下さいました!
受講前は、いい大人なのにこの程度しか描けない自分が情けなかったですが、次第に、「楽しい!もっと工夫したい」と感じるようになりました♪
受講生の絵を否定しない、というのは、実はとても難しい事です。
例えば人物を描く時にバランスが崩れることがあります。
バランスの崩れに気づくコツは講座で説明してくださいますが、コメントでは、先生は気付いてもまず指摘してきません。逆に、受講生の描き方と先生の描き方が違っていても、受講生の描き方を自分の描き方と同列に扱ってくれます。
(もちろん受講生からの「こうした方がいいですか?」という質問には丁寧に答えて下さいます。)
この教え方について疑問を感じる方がいらっしゃるかもしれません。
その利点を答えるのは難しいですが、私は絵を描く時の失敗を怖がらないようにしてくれた、先生の優しさだと思っています。
もし、悪いところをその都度指摘していたら、私のような初心者は、途中で絵を描くのが怖くなって、描かなくなったと思います。
・・・納得いきませんか?
私の好きなアニメにARIAというものがあるのですが、そこでこんなお話があります。
https://tv.rakuten.co.jp/content/32969/
後輩がどんなミスをしても絶対に叱らない先輩がいました。その先輩がなぜ叱らないのか、後輩の友達は疑問に思って、先輩に思い切って聞いてみました。叱らないのは、逆に冷たくないですか・・・と。
すると先輩は、飼い猫にアメを近くの子どもに運んであげるお使いを頼みました。猫はうろうろ寄り道をしながら時間をかけて子どもにアメをあげました。叱るかと思いきや、先輩はその猫のことを褒め、再度同じお使いを頼みました。すると今度はさっきよりも早くお使いができました。
先輩は自分の教え方について、こう話しました。
"もし一緒にスイカ割りをするなら「そっちじゃないそっちじゃない」って声をかけるのではなく、「こっちこっち」って声をかけ続けるわ。
「そっちじゃない」と言い続ければ、間違えるのが怖くなって最後には身動きが出来なくなっちゃうと思うの。"
"いつも思うの。教えることと教わることって実はとっても似てるんだなって。私に出来ることは、(教える相手である後輩と)一心同体になってたんと挑戦してたんと失敗すること。そして最後の最後は一緒になってたーんと喜びを分かち合うの。"
(ARIA The ORIGINATION 第06話 「その 素敵な課外授業に…」より)
受講生の絵を否定しない難しさというのはそこにあります。
教える相手と一緒になって失敗することになるからです。
それでもmomochy先生がこの教え方を選んだのは、きっと絵が上達することよりも、絵を描く楽しさを何よりも優先して伝えたいからじゃないかな、と思ってます。
少し個人的な話を追記します。
私は元々、図工や美術の時間が嫌いでした。小学校や中学校の先生は必ずしも私の作品を否定しませんでしたが、他の人が器用で綺麗な絵が描けるのに、自分には描けませんでした。明らかに自分の作品は、見劣りするものでした。絵というものは、器用な人やセンスのいいひとが楽しむものであって、不器用な人やセンスのない人は絵を描く資格がない、だから自分が絵を描いても何の価値もないものを作るだけで時間の無駄だ、とさえ思ってました。
先生はもちろん前から絵を描くだけの手先の器用さやセンスが抜群だったと思いますが、小さいころからどんな絵を描いても褒めてもらえたと講座の中で語っています。その後、もっとうまい方の作品に出会っても、絵が好きだという気持ちを失わずに済んだ、とも。
そんな好きな気持ちを失わずに済む、絵のうまさだけでなく、絵の楽しみをも育む優しさが、私の絵に対する恐怖感の闇を照らし出してくれたのでした。
momochyイラスト講座では何を学べるの?
では、具体的に何を学んだのかを書いていきたいと思います。かなり長文になりますが、学ぶ前のイメージ作りができると思います。
次のサイトの「カリキュラム」を横に並べてご覧ください。「購入する」ボタンがありますが、まだ買わなくていいですよ!
https://class101.jp/products/momochy
まず最初のWELCOMEは、講座の導入部分になります。その中には、先生とお絵描きについてのお話があります。飛ばしたくなるかもしれませんが、どうか飛ばさずに聞いてほしいと思ってます。
お絵描きをするようになり、SNSに作品をアップするようになると、どうしても自分の絵と他の上手い人の絵を何度も比較することが出てくると思います。そんな時に、先生が小さいころから悩みながらも楽しんでお絵かきしてきた話を、思い出してほしいのです。
あとは、ペンタブやソフトなどの準備に関するお話があります。
私は一番安そうなWacom Oneを買いましたが、予算がある方は先生と同じWacom Intuosシリーズ、あるいは液タブを買うといいでしょう。
https://www.wacom.com/ja-jp/products/pen-displays/wacom-one
ペンタブは最初なかなか慣れません。先生ですら最初は苦戦していたそうです。でも大丈夫。先生も液タブではなく、ペンタブ使いですから、頑張ればいつかはプロ並みの絵を描けるレベルまで使えるようになるはずです!2週間くらい毎日これでお絵描きしてれば、じきに慣れると思います。受講前に慣れておきましょう。
お絵描きに使うソフトであるPhotoshopは、単体で買うより、Lightroomという写真編集ソフトと一緒に買った方がなぜか安かったりします。PhotoshopとLightroomが使える『Creative Cloud フォトプラン (1TBストレージ付き)』が月額980円、『Adobe Photoshop 単体プラン』は月額2180円・・・なぜなのかはわかりませんが、私はこのフォトプランで買ったPhotoshopを利用しています。(ついでに写真の趣味も楽しんでいただけたら嬉しいです!)
もう一つ、受講前に、「描いてみたい絵」のイメージをいくつか持っておくことをお勧めします。先生と同じ絵を描いてもいいですが、自分の描きたいものを描いた方が楽しいはずです!
ちなみに私の場合は次の通りです。
・先生がまだ描いてないお花と女の子の絵
・先生の描いた女の子が、日本の名所を満喫している二次創作
・プレゼントイラスト
目標があったほうが、やりがいがあるものです。是非描きたい絵のイメージを用意しておきましょう。
「01 イラストを描く準備をしよう」は、Photoshopのインストールや基本機能、momochyさんお手製ブラシのインストール方法についての解説です。
momochyさんのお手製ブラシはPhotoshop用ですが、iPadのAdobe frescoやクリスタ(CLIP STUDIO PAINTのEX/PROグレード)でも使用報告があります。(ただし、後者は若干Photoshopとは描いた印象が異なるそうです。)
「たったの5つ!簡単に使える機能の説明」では、Photoshopの基本的な機能を、よく使うポイントに絞って説明してくれます。超初心者の私にはとても助かる解説でした。
準備ができたら、ももちーうさぎというオリジナルキャラクターを描きます。これを描きながら、Photoshopやペンタブに慣れていきます。
「02 顔を可愛く描く方法」は、顔をどう描くかを、正面顔と横顔を例に解説してくれます。可愛く描くポイントを教えてくださいますので、少しずつ慣れていきましょう。
ちなみに先生の絵を見ると、実は斜め前から見た顔をよく描いていることに気付くと思います。ここで学ばなかった顔を描きたくなったら、先生のサイトを見るのが一番です!
momochy先生のサイトには、いろんな角度から見た女の子の絵があります。特に、一時期毎日描いていた誕生花のイラストは、顔だけではなく、様々な構図の絵が詰まった宝庫です。先生のサイトを参考に絵を描いても、先生に怒られたりはしませんので、受講している間に先生を真似てどんどんいろんな絵を描いていきましょう。
描いたら、TwitterやInstagramに #momochyイラスト講座 というタグをつけて公開してみるのもいいでしょう。
なお、先生の女の子の二次創作についても、公開も含めてOKである旨、確認をとりました。(yascoloのイラストアカウントで「二次創作を航海するのはまずいですよね」と質問し、先生がこれに問題ない旨を返信してくださってます。)
先生のファンの方は、先生が描いた女の子の二次創作にも挑戦してみると楽しいと思います。
「03 体の描き方」では、バランスをとって描くのが難しい身体の描き方を解説してくれます。どうやったら違和感に気付きやすいか、身体を描きやすくする工夫についてもお話ししてくださいますので、初心者にも安心です。
そして、ここから「ミスするのが怖い」と思える段階に入ってきます。最初はなかなか体の違和感に気付けないからです。
でも、どうか勇気を出してご自身の絵をコメント欄に投稿してください。体がアンバランスになっても恥ずかしがる必要はありません。最初は誰でもそうですし、私もいまだにアンバランスですから。
先ほどもお話ししたとおり、先生は絵の落ち度を指摘したりしません。私的ばかりされると、ミスするのが怖くなるからです。
絵を描くのが怖くなる段階ではありますが、どうか楽しく描くことを忘れずに。
後半では、シンプルな女の子から等身の高い複雑な描き方の女の子まで、順を追って体全体を描く練習をしていきます。
「04 シンプルタッチで描く女の子(暖かい色やテクスチャの使い方)」では、シンプルな女の子の描き方を学びながら、下書きから色塗りまでを順序だてて描いていく練習をしていきます。
ここではなんと、「もこもこブラシ」というmomochyさんが線画などで使っているブラシの作り方を教えてくださいます!ブラシを自作する機会はなかなかないですから、貴重ですよ♪
シンプルタッチというと、「複雑な女の子の描き方を学びたいのに」と思われるかもしれませんが、実は様々な方の好みに対応できる汎用的なタッチですので、かなり実用的な描き方だといえます。
momochyさんのシンプルタッチは依頼が来るほどで、たとえば『ぽんでCOFFEE』さんのドリップコーヒーのバッグにも採用されるほど。
https://momochy.com/archives/10824
コーヒーを買う方は、女の子の絵をそんなに見ない方もいらっしゃいます。そんな方にとっても、見てほっこりするような絵を描かれています。
私も、シンプルタッチをまた復習したいと思ってます。
そして終盤のテクスチャや色づかいの話は、momochyさんのデジタルイラストがなぜ暖かみを感じられるのかの秘密に迫る話になってます!momochyさんファンの方は特に必見なのです♪
「05 水彩タッチで描く女の子」では、水彩画のような雰囲気の絵を描く練習をしていきます。
「水彩風ブラシ」もmomochyさんのオリジナルブラシの一つ。様々な色合いが混ざり合い、ふわっとした雰囲気の優しい色合いの塗りができる素敵なブラシです。特にアナログでお絵描きしていて、デジタルの色塗りに冷たさを感じる方には、是非一度お試しいただきたいブラシです!
こちらも下書きから描いていきますが、終盤の「光を描こう」と「全体の色味を調整する魔法」では、ついに先生ならではの絵に魔法をかけるやり方を学ぶことができます。
この上(1枚目→2枚目)の魔法の掛け方が、ついに明かされる時が来たのです!
特にデジタルの絵が何か冷たいなと思っていた方は、その魔法の効果にきっと感動すると思います!!
私が初めてこの魔法に出会った時の感動のコメントを読んでみてください。
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momochy先生・・・今、とてつもなく感動しています・・・!
本当に魔法にしか見えないです・・・!
個人的に気に入ったのは「水彩風ブラシで色味を足していく方法」です。
これにより、自分の描いたイメージではのっぺりしていた緑の山に、
様々な草花の色が加わり、山が持つ植生の豊かさや包容力を、
思いがけない形で表現することができました!
私の場合、絵に期待しているのは、自分の感動した暖かいイメージを皆に伝えられることです。
※リアルな描写は、もう一つの趣味である写真にお任せです。
この魔法をかける前は、ブラシのタッチこそmomochy先生のおかげで美しいものの、自分のできる色表現に限界を感じてました。
でも、この魔法によって、まるでmomochy先生が私のイラストの最後を仕上げてくれたかのような、
それくらい自分が描いたとは思えないほど、胸が高鳴る作品になりました・・・!
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本気で感動している様子が伝わりますでしょうか?皆様にもぜひ、この感動を体験してほしいと思ってます♪
ここまでの工程で、そこそこの完成度のイラストを描けるようになっていますので、是非ここまでの知識だけで何枚か下書きから描いてみてください。下書き、線画、色塗り、仕上げというサイクルを何回も繰り返して慣れることで、この後の章で完成度の高い女の子のイラストを描く時にもついていきやすくなると思います。
06, 07の「背景付きの完成度の高い女の子のイラストを描こう」では、実際にmomochyさんがプロのイラストレーターさんとして作成した、カレンダーイラストの絵を題材にして、完成度の高いイラストを描いていきます。
イラスト一つをどうやって描いたのか、なんとラフから完成まで、全工程を一切の省略なしに解説してくれます・・・!
momochyさんの最初の色塗りが終わってから、本当にさまざまな調整に次ぐ調整を経て、迷ったときにもデジタルの技法で調整し直して、やっとの思いで完成させていることがわかると思います。
そして、自分の作品にもそんな手間暇をかけた仕上げをすることで、さらにびっくりするような絵に仕上がるのではないかと思います。
私は次の下の絵のような変化(3枚目から4枚目)が起きました。
ここが卒業制作に相当する章です。ファイト!!
「08 完成したイラストでポストカードと缶バッチを作ろう!」はオマケで、実際に制作したイラストをどうやってグッズ化していくか、わかりやすく説明してくださってます。
グッズ化すると楽しいですので、挑戦してみるといいと思います♪
受講期間延長のススメ
見ての通り、momochyイラスト講座は基礎から応用まで、かなりのボリュームになっています。
受講期間は4ヶ月。一通り絵を描くだけなら間に合いますが、その本質を学び、自分の絵に応用していくとなると、4ヶ月では間に合わなくなるかもしれません。
毎日ログインするとポイントがゲットできますので、そのポイントで受講期間を延長しましょう。また、授業ノートのPDFもポイントでダウンロードしておきましょう。
ポイントをこまめに集めることで、私は半年以上延長しています。
どんな絵を描いたの?
講座の中で、(先生の描き方を大いに真似つつも)オリジナルの構図で描いた絵がいくつかありますので、その一部を紹介したいと思います。
上手い方から見れば、私の経験のなさで絵の中にいっぱい不自然な点があるかと思いますが、どうかご容赦を・・・。
『イイデリンドウの女の子』
講座の『全体の色味を調整する魔法』まで学んだ知識で描きました。
背景は私が前に撮った飯豊山の写真を参考に描きました。
講座で学んだ知識のほかに、個人的に工夫した点としては、
・一番手前の黄色い花はニッコウキスゲのイメージ
・首の横のあたりにある花はチングルマなどの白いお花やのイメージ
・山を包む草原だけだと緑一色になるので、雲の影を付けてみた
・右の山は奥にあるので、青っぽく薄い色にしてみた
・momochyさんの2020年9月のリンドウの女の子がツインテールだったので、こちらは横の髪を伸ばす形で関連付けてみた
・山が寒色系になり、空がブルーでは山の輪郭が目立たなくなったので、思い付きで夕暮れ時にしてみた
・その他色味の調整は暖色系寄りにした
といったところです。
『友達記念日』
講座の『全体の色味を調整する魔法』まで学んだ知識で描きました。
上の女の子は、momochyさんが講座の題材にした女の子の髪型を参考に可愛らしい感じに、下の女の子は逆にボーイッシュな感じに描きました。
目の描き方は、上がmomochyさんならではの描き方、下が私オリジナルの描き方です。上の女の子の手の置き方をもっと自然にしたかったのですが、うまく描けなかったのがもどかしかったです。
友達関係という憧れの感情をこめて、記念写真を撮った写真を額縁に入れて飾ったような雰囲気で描いてみました。とても落ち込んだ気分になっていた時に描いていて、momochyさんもいっぱい褒めてくださって、私にとって非常に思い入れのあるイラストです。
『月夜のクリスマスツリーの前で』
美瑛の『クリスマスツリーの木』をモチーフに描いたクリスマスイラストです。講座の『全体の色味を調整する魔法』まで学んだ知識で描きました。
前に出した『友達記念日』の女の子たちが再登場しています。
雪は「光を描こう」を参考に描いたり、momochy先生お手製の「きらきらブラシ」を使ったりしてみました。
ちなみに、斜め後ろからの顔の描き方は習ってませんので、momochyさんの「クリスマスフリーアイコン*8 ポニーテールの女の子」
https://momochy.com/archives/6850
などを参考にしました。
斜め後ろから女の子を描く構図は、すっかり私のお気に入りになりました。
『美味しいプレゼント』
バレンタイン用の絵として作りました。こちらも講座の『全体の色味を調整する魔法』まで学んだ知識で描きました。
今回のポイントは、
・奥の女の子が夢中で食べてる様子を、チョコケーキのつぶがついている形で表現
・壁紙とテーブルクロスに初回特典のお花ブラシとお花スタンプを使い、春らしさを表現
・以前制作した『友達記念日』の絵を壁に飾ることで、物語が続いていることを表現
※たしかレイヤーごと貼り付けて縮小し、そのままだと枠外側が直線になるのでわざわざ枠外側に描き足しをしてアナログっぽさを出してみた
・右手前の女の子に初めて差し色の赤でネイルを描いてみた
・室内の絵であるが、パース(自然な奥行き感の表現)など難しい技法を使わなくて済むような単純な構図にした
といった感じです。
『あがってたんせ』
何年か前に、秋田県横手市で私が撮ったかまくらの写真を参考に描きました。
登場する女の子はmomochy先生のツバキの女の子。
https://momochy.com/archives/7169
今回ははんてんを着せてみました。
こんなふうにmomochy先生の二次創作を講座で描くのはOKですので、どの女の子の二次創作なのかをはっきり書いたうえで、チャレンジしてみると楽しいと思います♪
『ユーカリプタス』
知人が作曲した歌になぞらえて作った、その方へのプレゼントイラストです。こちらも講座の『全体の色味を調整する魔法』まで学んだ知識で描きました。
左の女の子はもう戻れない幼いころの自分(消えかかってる)、右は現在の自分というイメージです。
最初、どんどん講座を進めていたのは、このプレゼントイラストを完成させるための知識が欲しかったからです。
このように、『05 水彩タッチで描く女の子』までで学んだことを使うだけで、きっと不器用な私よりも素敵なイラストを描けるようになりますので、ぜひチャレンジしてみてください♪
『カタクリの女の子』
講座の卒業制作に相当する、『背景付きの完成度の高い女の子のイラストを描こう』で学んだ知識を使って描いたものです。
momochy先生の仕上げのこだわりを肌で感じながら、自分ももっと絵を綺麗に仕上げるぞ、と頑張って描きました!
最後に
以上、momochyイラスト講座の宣伝を兼ねて、「絵のド素人が1ヶ月で温かい雰囲気の絵を描けるようになった」顛末をお話してきました。
本当に今でも夢のようなクラスでした。
私は受講期間を延長してますので、今後もじっくり学んでいきたいと思ってます。
最後に、イラスト講座の中で、momochy先生がある受講生におっしゃった言葉を紹介してみたいと思います。
「全然くらべっこしなくても大丈夫です!楽しく全力で描いたらそれは貴方の中のナンバーワンです」
先生も何度もくらべっこを強いられることがあったでしょう。それでも絵を好きなままでいられたのは、自分の中のナンバーワンを作ろうと、楽しく全力で描いたからかもしれません。
私はそんな先生の講座を受けたことを、生涯誇りに思います。
皆様も、momochyイラスト講座で、デジタルイラストの世界に飛び込み、ご自身の中のナンバーワンな作品を作ってみませんか?
実は内容盛りだくさんのかなりお安い講座だとはいえ、購入するには勇気がいると思います。じっくり検討されてから購入してみてください。
デジタルイラストの世界は、きっと先生がおっしゃるように、生涯の趣味になってくれると思います!
付録~色鉛筆講座:かわいいどうぶつイラストを描いて、ほっこり癒しの時間をつくろう~
上記の記事を作成した後に、momochy先生が新たに、色鉛筆でイラストを描く講座を開講しました。
わずか5色の色鉛筆を使って、シンプルタッチで犬や猫とお花畑を描いていきます。
色鉛筆の削り方(それぞれの色はどれくらいとがらせればいいの?)から、毛並みがふさふさした動物の線の描き方、色の塗り方までわかりやすく解説してくれます。
しかも、他の種類の犬や猫はどう応用して描けばいいかまで解説してくれます。
掲示板の機能はありませんので、momochy先生に質問することはできませんが、何と言っても手軽で安いです。
・お絵描き初心者で、いきなり上記デジタルイラスト講座を学ぶのが不安な方
・機器を買わなくても手軽にお絵描きを始めたい方
・デジタル機器を使うのが苦手な方
・上記デジタルイラスト講座よりも安い講座をお探しの方
・シンプルタッチでの動物の描き方をもっと学んでみたい方
は、是非検討してみて下さい。
ちなみに私がこの講座を受講したのは、シンプルタッチでの犬や猫の描き方をもう少し学んで、デジタルイラストにも生かしたいと考えたからです。
この絵を描けて、本当に嬉しいです!!
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