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ストン、と落ち着く感覚がある生活をする。
私は過去3回転職活動をしたことがあります。
結局そのうち2回の転職では内定頂けたところもあったのですが、色々と考える中で決めきれずに転職しませんでした。
そして3回目、今勤めている会社の求人を目にして、「これだ」と思い、エントリーをしてトントン拍子に入社しました。
不思議なことに、その1社しか受けていませんでしたし、特にすごくお給料が上がるというわけでは無かったのですが、不思議と心にストンと来るような運命めいたものを感じていました。
私はいままで「ビビッとくる」とか「運命だと思った」という話を聞くと、「いや、結果論でしょ」と冷めた目で見ていたものです。
でも、その瞬間は人生で初めて、かなり明確に縁を感じたのです。
運命の正体
前職を辞める旨を上司に伝えたときも「なんで?」と色々聞かれたのですが、最終的に私の説明を聞いて「うーん、理屈では理解できないけど、その会社と運命の恋に落ちちゃったんだね」と。
運命というロマンチックな言葉は盲目的な感じで、当時は癪に障ったのですが、以下の記事で書いたように、「運命」って何だ、というのがはっきり分かったことで腑に落ちました。
きっとあの時の私は、毎日少しずつ前職の雰囲気とのズレを感じていて(悪い意味ではなく、バンドの方向性的な意味で。)、そんなときに現職の求人を見て「自分が変わった」と明確に認識したのだと思います。
だから、前職に未練が残らなかったし、現職の求人を見て「今の自分にはここが合っている」とストンと落ち着く感覚があったのだと思います。
「ストン」と落ち着くものを求めて
この経験以来、私はそれまでに比べて直観で心に「ストン」と来るかをあらゆることで重要視するようになりました。
恋愛も、服も、毎日食べるものも、欲しかったり好きだったものが、いつのまかにか好きじゃなくなったりしているものですが、それなのに「自分はこれが好きだったはず」と感覚を無視し続けて、選び続けているとなんだか気持ちが曇ってきます。
なので、全部自分の思い通りにならないとしても、せめて自分で選べるものはすごく感覚を大事にするようにしています。
例えば、服。
色とか形は条件にあっているんだけど、何か違うということがあります。この「何か」がめちゃくちゃ大事。
「条件はあってるし」と思って、こういう服を買うと高確率で着なくなります。
たまに、予定にあわせて買った間に合わせの服やバッグが意外とお気に入りになって、ずっと使ってしまう現象あるじゃないですか。
あれは多分時間が限られている中で判断しなければいけないので、わりと直感的に選ぶことが多くなり、結果的にストンと来るものを選べているのではないかと勝手に思っています。
最後に…
とはいえ、本当に心にストンと来ているか?を感じるのって体力とか心の余裕がいるもので、忙しいとロジックに頼ってしまいたくなります。
でも、今年の私は直観で選ぶ体力をつけます。
そして、大好きな心にストンと来るものに囲まれて、光陰矢の如しの中でも後悔がない一年にできればと思います。
がんばるぞ。
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