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命を削ってでも守りたいもの

 私にはあるのかな。十年屋という本を読んでそんな気持ちになりました。この物語は、魔法使いのマスターと執事猫が十年屋というお店で、お客さんの大切な物を寿命一年分と引き換えに十年預かるというものでした。私の大好きな銭天堂と同じ作者の廣嶋玲子さんの本だったので、読んでみたらとても面白く、感動する本でした。マスターの事が栗色の髪をした好青年と書かれており、毎回違う色のスカーフを巻いていたりとか、一体どんな格好なんだろうと想像するだけでワクワクしました。そして執事の使い魔のネコちゃんがとてもカワイイ!「〜なのです」という口癖にもキュン🫰でした。猫の使い魔と言えば、キキのジジやマサキ・アンドーのシロとクロが思い浮かびますが、私も猫の使い魔が欲しいなあと思いました。
 
 お話しは色んな悩みを抱えるお客さんとのやりとりで、大切なウェディングドレスを預けたのに、結局返してもらうのをやめたりするお客さんがいて、しかもそれを後悔したりとか、人の心って変わりやすいんだなあと思いました。

 一番印象に残った話は、12歳の男の子が死にそうだった子猫を預けて10年後に迎えに行く話でした。男の子は子猫を迎える為に勉強や家の手伝いを頑張って立派な大人になり子猫を迎えに行きます。ところがその男の子は子猫を迎えに行く途中で交通事故に会って死んでしまいます。何とも悲しい結末でした。あと一年の寿命があればその子猫と過ごせたのに・・。でもその男の子の生き様は立派だと思いました。人間て明確な目標があれば何にでも頑張れるんだ!と思いました。私も将来の目標を決めて、それに向かって頑張りたいと思います。


※長女様の為に感想文書いたけど、却下されたのでここにぅPした
スパロボの引用が響かなかったんかな?
 

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