群馬の温泉に行った話
花粉舞う3月末に妻と一泊で群馬県の四万温泉に行って来た。
「しまん温泉」ではなく「しま温泉」と読む。群馬の温泉というと有名なのは草津温泉や伊香保温泉だけど、良さそうな宿を探していたら四万温泉がヒットした。300年以上の歴史があるという積善館という宿。「千と千尋の神隠し」のモデルになったとかならないとか。
温泉は好きでよく行く。山登りをしていたころ2〜3日風呂に入らず山から下りてきて入る温泉が格別で温泉好きになった。
自家用車は持っていないのでレンタカーで向かう。好天の週末にもかかわらず関越自動車道は順調。渋川市の原美術館ARCで現代アートを鑑賞してドライブインで水沢うどんを食べる。
寄り道して17時ごろ宿へ到着。なるほど歴史ある建物がそびえている。
ここ車で入っていいの?という庭の奥へ案内されて建物の隙間の先の駐車場へ停めるように指示される。幅が狭い。歴史ある建物に傷つける訳にいかないので慎重に抜ける。
歴史ある温泉宿というと長野県の金具屋も良かったけどここも落ち着く宿だった。一泊の旅行の場合予定を詰め込まずに、温泉に浸かってゆっくりするをテーマにしている。何もしないってなかなか難しくてスマホを開いてなにがしかの作業をしてしまう。もういい歳なので何もしないを極めたい。
特に事件はなく一泊して帰路へ。何もしないを意識したら何も起こらなかった。これでいい。
またこうして出かけるように日々がんばりましょうと妻と話す。