写真をやめないために私がやらない事
村上春樹のエッセイみたいなタイトルだけど、かつて一度やめた写真を続けられるように私が心がけている事がある。それは自分が「特別な何者かである」と思わない事。ここでいう「何者か」とは何かを表現する事で地位や名声があり称賛を浴びる人のことだ。
写真に生きて写真に死んでいった著名な写真家たちが何を考え写真に取り組んでいたのかに迫って自分もそうありたいと意気込んで写真を撮っていた。そしてそうなれないと気づいた時にすっぱり撮ることをやめてしまった。その時考えていたのは「自分がどうありたい