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私の毒親についてその②〜母親編①

見てくれてありがとうございます。

資格試験の勉強やらでまた間が空いてしもた…
多分落ちたけど。上手くいかなかったって夫に話したら「長いこと勉強したのにね」って言われてイラッとしました。

それは置いといて、前回は、ざっくりと毒親紹介をしました。

今回は、母親に焦点を当てていきます。


私の毒母について


外での母親

母は、一言でいえば人気者です。

明るくて社交的で、おまけに愛嬌がある。
背が低くてぽっちゃり体型で、可愛らしい雰囲気のおばちゃんです。
顔自体は美形で、どこにいても存在感を放ってて華があります。
サービス精神旺盛で人をおだてるのが上手く、彼女と話してて笑顔にならない人は滅多にいません。

どこにいても空気を明るく楽しくしてくれるアイドルみたいな人。

家庭の外では。


家庭での母親

そんな外での振る舞いは少なからずストレスになるのか、家での母は感情的な面が目立つ人でした。

こどものおもちゃやケータイを投げて壊したり、勉強しないからと言って棒で殴りかかってきたり、反抗的な態度を取られると「学費払わない」だの「家から出てけ」だの怒鳴り散らしたり。

自分の思い通りにならないことがあると、一瞬で沸点を超える人でした。

ただし、家庭内で誰に対してもそうかと言うと、そんなことはありませんでした。

自分の夫である父とはしょっちゅう夫婦喧嘩をしているのにも関わらず、タッパがあって亭主関白気取りな父に普段は強くは出れないようでした(それでも父が理不尽に怒鳴られてることはたまにありましたが)。

当時飼っていた猫にはすごく優しかったです。怒鳴ったりましてや手を出してるところは見たことがありません。

こんな感じで、母の中では、父や猫と比べて、子供(私と弟)は、明らかにサンドバックとして都合がいい存在だったようです。


川遊び事件

(事件というには大袈裟すぎますが他に思いつかないので…)
個人的に忘れられない記憶があります。

まだ私が4,5歳の幼稚園生くらいだった頃、母に連れられて河原で遊んだ時に足の爪から出血したことがありました。
その日の夜、布団を並べて母と話をしている時に、「石が歩きづらかったからこけて血が出たんだと思う」みたいなことを言ったら、母が突然ものすごい剣幕で怒鳴り出したのです。
内容を一言一句覚えてはいませんが、概ね「せっかく連れて行ってやったのに文句言うな」みたいなことを。

幼いながらに、私は非常にショックを受けました。
あくまで思い当たる原因について伝えただけで他意は無かったし、もちろん母を責めたり、遊びに行ったこと自体にケチをつけたつもりは全くありませんでした。

こちらから喧嘩を売ったつもりは無いのに突然敵意剥き出しで来られて、何が何だか分からないけれど、とにかく母を不快な気分にさせたことだけは分かりました。
その日は楽しかったのに、一日の最後に母の怒りを買ったことが悲しくて、私はその夜の間ずっと泣いてました。

もういい歳の大人ですが、今でもたまにこの時のことを思い出します。


母としては、せっかくあれこれ気を使ってやって楽しませてやったのに、なんでネガティブな事を言い出すんだ、というような気持ちだったのかもしれません。

私が連れてったせいで怪我したみたいな言い方はやめろ、と。
私のしたことを否定するな、と。



外で他人のご機嫌取りをする分、家では自分のことを認めて欲しかったのかも、と今では思います。
夫にその思いやりが期待できない分、せめて子供には、良い母親と持ち上げて欲しかったのかも。

まあ、家では安心したいし、認めて欲しい気持ちは分からないでもないけど。
だからって、子供に辛く当たるのは違うよね、って、思います。
普通は、酷くされればその分心は離れていくんだし。
自分のことを尊重してほしいなら、相手のことも大事にしないと。
それが実の子供だったとしても。


文句を言うなと怒鳴られた幼い娘が泣いてるのを聞きながら、母は何を思ったんでしょう。
少しでも罪悪感を感じたのかどうか、知りたいような知りたくないような。

この後も同じようなパターンでキレられることは結構あったので、なんとも思ってなかったのかも…。


あとがき的なもの

気がついたらまた散文的になってました……
あくまで私の想像で書いてる部分が大きいので、実際に母がどう思ってるかはもちろん分かりません。
母についてはまだまだ色々あるので、また別記事に書きます。
次はたぶん父について。

読んでくれてありがとうございました。




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