チャンスの神様は前髪だけ生えているって言うよね?じゃあ後ろ髪は知ってる?ハゲてるって?違うよそれ。
チャンスの神様の存在ってのはビジネスを語るときに、よく出てくるんだけど知ってるよね?チャンスの神様には前髪しか生えていない。だから前髪をつかまないと通り過ぎてからはチャンスの神様をつかめなくなってしまうよって、いうあれ。チャンスを逃すなって教訓ね?
あれ(教訓のことよ)よく使うけどさ、もっともらしいと言えばそうなんだけど、真実味を醸し出すにはもうちっとばかし工夫がいるんじゃないの?
なんてことを考えてみたわけ。ヒマだったから。
実際にチャンスの神様がいるとして、まぁその神様が人間の格好をしているとしてさ、前髪だけ生えていて後頭部は禿げてる・・・うぅ~ん、かわいそーだぞ、神様。長めの杖なんかついて上下がつながった白い服だよ?仙人が着てそうな感じのなんちゅうの?あの白いのは日本だけかい?
ちょっと調べてみた。白い服は白衣(しらぎぬ、びゃくえ)などと呼ばれるものだそうな。古事記に登場してくる神様たちの服装は、当然その時代の人たちの服装と同じだろうから、今でも神主の総代表とでもいうような天皇の服装に(儀礼式典のね)その昔のよすがを偲ぶことができるね。
羽衣なんかもそんな服装の一つといっていいようだよ。
まぁ日本の場合で考えてもあんな格式高そうな服装で、後頭部の側だけ丸々禿げてるなんて、滑稽じゃないか?
頭頂部から耳のあたりまで残して、おカッパみたいに剃り上げている髪型は昔の吉原で花魁のそばに仕えた禿(かむろ)の髪型で馴染みはあるけど(といっても今はもういないよ当然だけど)あれだって剃り上げすぎは笑える。
近頃の細川たかしの横鬢(よこびん)が剃り上げ過ぎで、けっこう笑えるけど最近じゃ慣れちゃったもんね!ま、たかしくんの剃りこみは勝手だが。
そうそう、神様の服だよ。
エジプトあたりの神様になると色鮮やかな派手な服着てるもんな!
あれってやっぱり目立つようになんだろね?
ほら、神様来たよ!出てきたよ、って分かってもらわないと群衆に紛れてもみくちゃにされたり、何かの拍子に頭小突かれたりして大変だから、目立つ服で登場してさ、はははぁ~ッ!とかしずかせるわけだね。うん、きっと。
ギリシャ神話の神様になると布をカラダに巻き付けただけのような服装だけど、あれって「キトン(chiton)」という服だってさ。なに着とん?
そのキトンの上にまとってたのが「ヒマティオン(himation)」っていう上着らしい。ヒマティオンでもダジャレが浮かんだけど、暇人じゃないので。
まぁギリシャとかローマになると神様の服は白系統が多いようだ。
と、ここまで書いて服じゃなかったなぁ・・・と気が付いたのでハゲの話に戻るとする。たかしくんの剃りこみで話が飛んだと思っていたけど、剃りこみの話で良かったんじゃん。^^
神様の頭が後頭部半分のハゲちゃびんって、笑えるぞ!の話をしたかったのだよ。そんな笑える頭で神様が目の前を通り過ぎようとしていたら、つかむ勇気があるんかい?ってことだ。とてもとても、つかむのかわいそーだ。
後頭部がつかめないんだったら待ち伏せして、前髪つかむのかい?
それとも目の前を通り過ぎる時に、すかさず前髪をつかむんかい?
運よく前髪をつかんだとして、そのあとどうするの?
お家に連れて帰る?それともチャンスの分け前を予約して開放するの?
独占したんじゃ神様も他の人たちも納得しないだろうし、ね?
チャンスの神様って、本当に存在しているのか?
そんなことはどうでもいいのだが、暇つぶしに妄想してみたのだよ。
結論いきます。って結論出すほどのことじゃないから・・・。
チャンスの神様の後頭部は禿げてるんじゃない、刈込してるんだよ!短く刈り込んだ「チャンスの神様でした」って文字が、濃淡をつけて刈り込まれている後頭部なんだよね。
だから、後ろ姿に注意していればチャンスの神様を見逃したかどうかがわかる仕掛けになっているのだ。神様の髪は肩までの長い髪だから女性に見えるのだ。まるで張(ちゃん)さんの奥さんと同じような髪型と格好なのね?
ちなみにチャンさんは新宿歌舞伎町の中華料理屋のおっちゃん。
チャンスの神様が前からくるときは、チャン氏のカミサンの格好でやってくるから、チャンスの神様とチャン氏のカミサンは見分けがつかないのだぞ。
だからみんな後頭部の刈り込み文字を見て、神様通過を知ることになる。
あらあぁぁ・・・神様行っちゃったのね!
まぁ・・・神様と出会えただけでも、よしとしよう、ね?
おしまい。
ってことで 今回のテーマは
「チャンスの神様は前髪だけ生えているって言うよね?じゃあ後ろ髪は知ってる?ハゲてるって?違うよそれ。」という話。
では!
今日も のほほん。