豆腐をオカベって呼ぶのは京都以外じゃ南九州の鹿児島地方だけなんだろうか？

豆腐のことを「おかべ」って呼ぶのは鹿児島の方言なんだけど、最近の若い人は方言を使わせないという誤った教育･･･と言うのか、ミスリードと言い換えたほうがいいのかわからんけど、そのせいで使わなくなったのよね。

実はフォローしているあきやまやすこさんの記事の中に"連れ合いが日本で一番好きな店　豆腐処「おかべ」"というタイトルの記事を見つけて、おかべという単語に思わず反応してしまったんですよ。(^^ゞ

あきやまやすこさんの記事がこちら。

やすこさんのお連れ合いの方は、日本料理が好きかと問われると、やすこさんの料理が上手で美味しいから、好き。

･･･と、応えるくらいなんですが、さらにツッコんでどの料理が好きかと聞かれると、何でも好きだと･･･。

でもその中でも、一番好きな料理は？と問い詰められて出てきたのが･･･。

まぁ、クスッと笑えるお話の続きは、やすこさんの記事を読んでみてくださいね。

･･･で、ですね。

やすこさんの記事タイトルにも出て来る「おかべ」なんですが、やすこさんの記事では備前岡山の豆腐料理専門店の、食事処おかべの店名案内になっているんですが、おかべはそもそも豆腐のことなんですね、鹿児島じゃ。

この記事の冒頭に書いたように、最近の若い人にはピンとこない話かも知れないんですが、私たちの若い頃は豆腐屋さんを「おかべ屋」って呼んでいましたし、大きな仕出しも請け負う魚屋さんも「○○納屋」でしたね。

町中には２、３軒の豆腐屋さんがあったけど、住んでいる近所では屋号を省いて、ただおかべ屋って言い習わしていました。

もしかしたら魚屋さんのほうは、屋号に納屋が付いていただけで、納屋＝魚屋ではなかったかも知れません。

その仕出しや宴会も請け負うような大きな魚屋さんの屋号が「イシダナヤ」といって石田さんというお店でしたが、何を隠そうそこの石倉で私は生まれたんですよ･･･って自慢にもならない話なんだけど。😅

その石田納屋の倉に、両親が借り住まいしているときに生まれ落ちたんだと思いますが、それもあってか、幼い私が買い物に行くと可愛がってくれて代金以上のオマケを付けてくれたもんです。😊

そうだ、おかべ屋とか納屋とか思い出していたら、木屋もありましたね。
そこは仕舞た屋で材木商はとっくの昔にやめていたんだけど、町の人からはふくだきや（福田木屋）って名字代わりに呼ばれていましたよ。

小さい頃は漢字で理解しないから、ふくだきやっていう語感だけを覚えて大人の人たちに混じって、意味も分らずに使っていました。

笑えそうな名称では、トットッブロヤ（とっとっ風呂屋）と呼ばれていたお風呂屋さんもありましたが、なぜトットッ風呂屋という名称だったのか、今もってわかりません･･･謎のまま廃業していました。😔

たぶんですが、お湯を沸かすときのボイラーか窯が、トットットット･･･という音を出していたから、誰いうともなくトットッブロヤと呼び習わすようになったんじゃないかと･･･はい、もちろん私の当てずっぽうってやつ。

擬音がそのまま屋号になったというパターンじゃなかろうかと推測します。

おッとッと！

話がどんどん逸れていっちゃってこのままだと、とッとッ風呂屋どころか、おっとっとnoteって、名付けられるかも知れませんね！(^_^)b

おかべからここまで話を継いできたけど、私がフォローさせてもらっている料理のアカウントと、お酒の銘柄勉強に役立つアカウントを合わせて紹介しますね。

まずは平川あすかさんの、お料理を作るほうから紹介しますね。
リンクの画像はペスカトーレですが、平川あすかさんのページでは和・洋・中・エスニックにお菓子まで、美味しそうな料理が並んでいます。

次は作るほうじゃなくて、リンクさんのもっぱら食べ歩きの旨いもの紹介ですが、カレーやラーメンといった好きなメニューも豊富で、涎をたらしながらいつも眺めているんですよね。

そして、美味しい料理に付きもののお酒、日本酒の銘柄ならお任せあれというアカウントが、こちらの桂たかしさんのページです。

いつも旨いお酒と、酒の肴に気の利いた１品のアテという構成で、酒通としての蘊蓄だけでなく、業界の事情まで含めて披露してくださいます。

最後に、そのお酒を造っている人、日本酒クリエイターとして酒造りに携わっておられる清水優太さんの登場で、シメを飾りたいと思います。

ふむふむ･･･なんだか、豆腐のおかべから始まったはいいものの、とりとめの無い昔話で終わりそうだった話が、終わってみると、創るほうと味わうほうの料理とお酒にスポットを当てて、紹介しているという収まりの良さ。

なんだかなぁ･･･シメは絵を描いて、自画自賛ってヤツですよ。🤣

ってことで、今回は
「豆腐をオカベって呼ぶのは京都以外じゃ南九州の鹿児島地方だけなんだろうか？」というオカベから始める三段オチみたいな話でした。＾＾
※見出し画像のイラストは、ふっくらボリサットさんからお借りしました。

では！

おかべから　　はなしひろがり　　のほほんと

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