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noteしかやってないのに3ヶ月で月5万稼ぐライターになれた話

僕がライターとして活動を始めたのは今年の3月。当時の僕はメディアに掲載されるような記事を書いたことなんてなかったし、自身のブログやホームページも運営していない。SNSもしばらく放置していたため、やっていたのはこのnoteだけだった。

そんなnoteしかやっていない普通の会社員が、片手間でライターの仕事を始めたら3ヶ月で月5万円を稼ぐようになってしまった。我ながら驚くほどの順調っぷりなので、この記事では僕の体験談や知見をベースに、これからライターを始めようとしている人に向けたノウハウを書き記していく。

自分には何の実績もないけどライターの仕事に興味がある、という人が少しでも前に踏み出せる…かどうかはその人次第だけど、前に踏み出す際の道具としてこの記事を使ってもらえたら幸いでございます。


なお、この記事では初心者ライター向けのノウハウ記事にありがちな

  • クラウドソーシングに登録しよう

  • クライアントに提案文を送ろう

  • ライティングの勉強をしよう

といった当たり前すぎる話については割愛するので、その点はご了承くださいませ。


noteはライターのポートフォリオにできる


ライターの仕事に応募するなら、ポートフォリオは必要不可欠

ライターとして案件に応募する時に、ポートフォリオの存在は必要不可欠だ。ポートフォリオとは要するに、「私は普段こんな感じの記事を書いてます」と証明するためのサンプルである。このポートフォリオがなぜ必要なのかは、クライアントの立場に立てばよく分かる。もしあなたがクライアントだったら、自分がどんな記事を書けるのかを提示してくれない「自称ライター」に、大事な仕事を頼みたいと思うだろうか。もしそんなクライアントがいるとするならば、提案文がとてつもなく魅力的とか、クライアントがギャンブル好きとかちょっと変わった理由が存在するに違いない。ほとんどの場合、ポートフォリオを提示しないライターはクライアントから門前払いされてしまう。つまり、ライターとして仕事をもらうにはまずポートフォリオが必要なのだ。

ではそのポートフォリオとは具体的に一体なんなのかと言うと、代表的なものはこの2点。

  • 自身が運営するブログやホームページ

  • 過去に執筆したメディアの記事

案件に応募するライターは大体この2つのどちらか(または両方)を引っ提げて、クライアントに提案活動を行っていく。ライターにとってこの2つはまさに剣と盾のようなものだ。剣も盾も持っていない状態では、勇者は敵を倒すことはできないのである。


僕の体験談

「過去に執筆したメディアの記事」は、ライター未経験であれば持っていないことは言うまでもない。問題なのは「自身のブログやホームページ」だ。僕がライターを始めようと思った3月ごろ、まさに僕は剣も盾も持っていない状態だった。実は2〜3年前にWordPressで自身のブログを運営していたことがあるのだが、続かず挫折してしまった。YoutubeやXでいろんなライターが

「ライターをはじめるならその前にブログをはじめろ!」

と草加健康センターのサウナぐらい熱弁していたため、僕はライターとして仕事を得るために再びブログを始めようか?と悩んだが、人に見せられるレベルのブログを作るには、それなりの時間と労力が必要だ。しかもサーバーのレンタルやドメインの取得のためにお金がかかる。そんなことをうだうだ考えているうちに、結局僕は面倒くさくてブログは作らなかった。

そんな剣も盾も持っていなかった僕だが、ひとまず見よう見まねでクラウドソーシングサイトに登録してみた。クラウドソーシングサイトとは、仕事を発注したいクライアントと仕事を受注したいワーカーのマッチングアプリのようなもので、「クラウドワークス」や「ランサーズ」がその代表例にあたる。昨今では、ネットビジネスを始めるならまずはこういったクラウドソーシングサイトから始めるのが鉄板といわれている。自分の足で人脈を作ったり仕事をもらいに行く必要がなく、スキマ時間でこなせる案件も多いため、副業初心者にとってもハードルが低い。

クラウドソーシングサイトに登録した僕は、とりあえず他のライターのプロフィールを真似してそれっぽいプロフィールを作成し、案件一覧の中から目についた案件にとりあえず応募してみた。すると、意外にも一番最初に応募した案件に採用されたのである。

応募の際、僕はポートフォリオとして自身のブログやサイトの代わりにnoteの記事を提示してみた。僕は何個か案件に応募して、箸にも棒にもかからないような結果だった場合はnoteを使った提案を諦めて自分のブログを開設しようと考えていた。しかし思いの外すんなりと案件に採用されたため、ブログやってなくても案件もらえるじゃん!と僕は歓喜した。

その後もほかのクライアントに自分のnoteを見せびらかせ続けた結果、箸にも棒にもかからないなんてことは決してなかった。なんなら

「note拝見しました。とても素敵な文章ですね」

と言って採用してくれるクライアントもいたぐらいだった。

もちろん、noteではなく自身のブログやメディアでの執筆実績があった方が良いことは間違いないが、もしそれらがなかったとしてもnoteはポートフォリオとして十分役に立つ。僕はそれを身をもって感じた。ちなみに一番最初に採用してくれたクライアントとは今でもお付き合いが続いている。なかなか運命的な出会いだったのかもしれない。

noteでどういう記事がポートフォリオとして使える?

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