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所詮○○だから (軽視してるわけではない)

すべからくというわけではないですが、私はエンターテインメントが好きな側の人間だと思っています。コンサートに行ったり舞台を観たりするのに要する費用を考えると、世間の平均よりは多いのではないでしょうか。
そんな私ですが、それら対して「所詮はエンターテインメント」だからといった感情を持っています。もっと範囲を広げると、芸術全般に対して「所詮は芸術」だという感情を持っています。さらに言えば「所詮は表現」だし、「所詮は言論」だとも。
このような書き方をすると、言論の自由や表現の自由はきちんと守らないといけないんだと言われそうですが、そう言う前にまずはこのnoteを読んでみてくださいな。

「所詮は○○」という書き方をしましたが、もう少し詳しく述べると「所詮は○○なのでその範囲で好き勝手にやらせておけば良い」ぐらいのスタンスなのです。ますます言い方が悪くなりますが、個々人がオナニーしている程度のものなので、そもそも大半のものは真に受ける必要はないし、取捨選択する必要があるよねと思っています。逆にこれくらいのスタンスだからこそ裾野が広がり、思いがけない素晴らしいものや偉大なものが出てくるのかなと。
あくまでも表現や芸術はその内容が大事なのであって、表現や芸術という枠組(と言えば良いのかな)はただの枠にしか過ぎないと思っているのです。

となると、例えば他人を誹謗中傷するようなものはどうなんだとなるのですが、悪いのは誹謗中傷することであって、表現や芸術そのものが悪い訳ではない。例え自由に何かを行う権利があっても、それに絡めて他の権利を侵害したなら非難もされるでしょう。
(とは言え、内心どう思っていても分からず、何らかの表現で表に出てきたからこそ問題になる訳ですが・・・)

誹謗中傷が悪いなら、誹謗中傷をする表現が悪いということになり、それをきっかけに他の表現も規制されるという懸念などもありますし、ここで書いたことは個人的な勝手な理想論だということは自覚してます。一つ前の段落の最後に書いたように、表現するからNGになるので、表現することを規制するとなってしまうのは分かります。が、出来れば誹謗中傷やデマなどを非難するにしても、表現そのものとは切り分けて欲しいなぁなんて思うんですが、そんなこと言ってる私含めて、それは難しいんでしょうね。所詮人間なんてたかが知れてるんだから

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