食料備蓄に闇市の買い出しを思う。

 知的障害者でまったく戦力にならない息子と2人暮らしです。コロナに感染したら入院、隔離のどちらも難しいです。となると自宅で籠城するしかないと、早期から物資・食料の備蓄をしていました。非常用袋は自宅と車に積んでいます。

 先週、娘の帰省時に備蓄していた食料が若干減ったので、買い出しのリストを作成しました。

 基本消耗品は封を切ったら、即購入するサイクルをしているので、大量の買い出しをすることはありません。米、パスタは倍量ストックを心がけています。加えて生協の宅配とスーパー、ドラックストアで食料調達をしていますが、数ヶ月に1度はコストコで購入をしています。

 野菜は実家の家庭菜園や親戚の畑の収穫物をいただいています。最初の非常事態宣言の時に菜園の面積を倍に拡張しました。高齢の両親は、自粛中も畑仕事に精を出して良い運動になっていました。

 田舎なので隣近所がこぞって家庭菜園をしていますが、中にはプロ級の人もいるので、スイカやプリンスメロンのお裾分けのおこぼれで入手できます。中には趣味で、鹿や猪を狩猟をしていたり、釣りが趣味など、多種多芸の住民が暮らしているので心強いです。井戸はないけど、これ以上はぜいたくかもしれませんね。

 私は、よく買い出しの重い荷物を引きずりながら、「戦時中の闇市の買い出しは、こんなもんじゃなかったはずだと。」こんなことを考えながら歩いています。

 そしてワクチン開発と治療法の確立ができるまで、生き延びねばならんと言い聞かせています。

 私の中の位置付けは、戦争=コロナウイルスの流行なのです。

 もしかしたら私の前世は戦争で痛い目にあった人かもしれませんね。さてそろそろ買い出しに出かけます!

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