モヤモヤ雲とあたたかな太陽。
帰省していた娘が、少し早めに帰っていきました。ちゃっかり帰り都会をウロつき寄り道を楽しんでいたようです。私は何事もどんどん楽しむべしの方針なので、娘の行動はハナマルです。
年末年始の慌ただしさがひと息ついたところで、ドドっと疲れの沼にはまり込みました。例えるならアンパンマンの頭部が濡れて「力が出ない〜」という姿をご想像ください。
それでもなんとか曽祖父の新しい発見について資料館の担当者と恩師の歴史学者へ報告のメールを送信しました。そしてもし渡米するとしたら、現地で調査するべき項目を書き出していました。→私はいかないけど。
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ただでさえ満身創痍の私に、止めを刺したのが、その日に届いたあるメッセージでした。グループ内全員宛なので、私個人に宛てられたものではありません、しかしその内容を目にした時から半日以上モヤモヤしているのです。
その内容は、簡単に言うと無謀な将来設計でした。現在の社会状況、業界の情報をまったく把握せずに、ひたすら現状の不満と自分が思い通りにいかない不満を言い並べていました。
私が今から「海賊王になる!」という感じです。誰か本当のことを教えてあげればいいのに・・・と思いました。でもリアクションはなく、その言葉だけが、ぷかぷかと浮いています。ダイレクトメールで教えてあげる人が存在していること祈りつつ、私は後退りしていました。
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どうして教えてあげないか?そうです。私は意地悪な人間だからです。みんなが知らないであろう事実を知っているからです。
それはその人が、私と同じ年齢だからなのです。その夢を見るには、年齢、社会情勢、その業界の現状からして、明らかにスタートが遅すぎたのです。学業や夢を見ることには、年齢の壁はありません。しかし目には見えない年齢制限がある業界は存在しているのです。まあ問題はそれだけではありませんが。
あまり認めたくないですが、世の中にはどうしようもないこともあるのです。残念ですが、努力が報われるとは限らないのです。
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そこへまた別の友だちが近況を知らせるメッセージが届きました。「家族が増えました。」とありました。はにかむような友だちの顔が浮かんできました。これまで経験したことのない1歩踏み出しているとありました。友だちのあたたかな幸せの気持ちが伝わってきました。まるで太陽の日差しをあびたような気持ちになりました。
不思議なことに私の心の中の、モヤモヤした雲が晴れていくのが浮かびました。おそらくメッセージの言葉の違いでしょうね。モヤモヤな言葉と幸せに満ちたあたたかな言葉の違いです。たちまち泥にはまって動けなくなっていた私が、岸に這い上がることができました。あたたかな言葉の力で救われたのです。
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人間の脳は意外と単純なようです。言葉により傷つけられ、言葉により救われるのです。そういえば高校時代に聞いたことがあるな・・・と調べてみました。下記の言葉が記憶に残っていたようです。
私は特定の信仰を持っていませんが、良いと思ったので記しました。さて今日も楽しんで生きましょう🍀
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