【達人現る】資生堂伊勢丹新宿店で予算2000円以内の春色リップを探してきた
こんにちは、矢御あやせです。
突然ですが……
春だああああああああああ!!!!!!!!!
そう、春の到来です。
春といえば、聡明な皆さんならもちろんわかりますよね……
そうです、春といえばピンクとかすみれ色とか薄くてめっちゃかわいい色です。
カラーコードでいうと#ffadd6・#dbb7ffにあたる、パステルな色です。
(書く方も読む方も何の得もない、リンクを踏むとカラーコードの色に飛ぶやつです。めんどくさかった)
春、ピンクとかすみれ色とかめっちゃ可愛い色……連想されるものは一つですよね?
そう、買い物だあああああああああああああ!!!!!
2月のバレンタインを過ぎたあたりから春な気もしますが、間違いなく今は春。Spring now!!!
私、春色のリップが欲しいんです!
そんなわけで、今回は前回サイゼリヤで一緒に戦ったメンバー、筏田かつらさん、蛙田あめこさん(書籍絶賛発売中)をアドバイザーにし、資生堂で春色のリップを探しに行ってきました。
■強い目的を持って資生堂に向かう女
ーー新宿アルタ前、11:45。
いつものように待ちわせ時間を少し過ぎた辺りから集合です。
全員がそれぞれの理由で遅刻しました。
私はバスの遅延とすっぴんだったことです。新宿で慌てて化粧しました。クズです。
今回は、あめこさん持ち込み企画、「スーパー銭湯で大執筆会」を行う予定。(なんと、私が記事を書いていいことになりました。後程張り切っていきます!)
なので、あくまでこの企画は前哨戦です。
というか、私が頼んでねじ込みました。二人とも、ありがとう。
そんなわけで、アルタ前から少し歩いて新宿伊勢丹へ。
入店から数歩で立ち込めるめっちゃ高級な化粧品の匂い。
「あ、Diorの匂いだ!」
とうっかり恥ずかしいセリフが出てしまいました。
Diorの香水を買ったことがないため、本当にDiorの匂いかどうかはわかりませんが、大人のお姉さんの香りです。
そんな私も31歳。今ではすっかり大人のお姉さん……のはずなのに、収入の低い女として今日も生きています。
正直生きているのは恥ずかしいですが、恥ずかしくならないために化粧をしています。
ぐんぐん化粧品売り場を歩いて行くと、大勢の赤い服を着たお姉さんが沢山いるコーナーが。
この金スマ感漂う一帯は……ここだ!!
今日のお目当、資生堂 伊勢丹新宿店です!!!!!
今回は気になる商品に当たりをつけています。
それがこちら
【ラッカーインク リップシャイン ピコ・02 願いごと】
資生堂PICOの薄い紫のリップです。お値段1944円(税込み)なり。
なんと、百貨店で2000円以下の口紅が買えるんです!!
PICOはミニサイズの化粧品シリーズで、お値段もリーズナブル。
現在若者に大人気だそう。
メディアサイトで記事になったりしています。
ただし、私は紫のリップをただ塗るわけではなく、先日買ったシズカレッドと合わせて春っぽくする心算(こころづもり)のチョイスです。
今化粧品業界で流行ってる、「赤とか青とか混じり合っていい感じの色にするやつ」(正式名称がわからない)です。
だけど、紫色……明らかにイエローベースなこの顔に合うかわかりません。
そして、紫色の唇……万が一、前面に出てしまったらジョジョ。
ジョジョの奇妙な冒険になってしまいます。
そんな時、赤い服を着たお姉さんが「ご案内しましょうか?」とやってきます。
「なんとなく」見ているならいざ知らず、明らかに目的を持った私にとっては女神様でした。
ありがとう、ありがとう、と飢餓状態で銀シャリおにぎりを食う村人ような心地で「お試し」の案内をされますが、どうやらお姉さん改め女神様は別な人にバトンタッチしてしまいます。
なんだ、あの方はお化粧品担当ではないのか。
バトンタッチしたその方は、黒い制服を着たかわいらしい方でした。
沢山のかわいい女性と素敵な化粧品に囲まれてデレデレになっていると、赤い制服の女神様から衝撃のセリフが飛び出します。
「本日はメイクアップアーティスト(仮・正式な役職を覚えてないです。おしゃれ単語でした)が来ておりますので、お客様に合ったお色をご提案します」
な、なんだってーーーーーー!!!!!!
■神業、「お客様にお似合いの色を見繕いましょうか」ウーマン
日がな茨城で暮らす私にはほぼ無縁の、メイクアップ担当さん。
茨城の百貨店にはあまりいらっしゃらないそうです。
メイクアップ担当。
通称「お客様にお似合いお色を見繕いましょうかウーマン」です。
名付け元は、私の4年来ぐらいの友人、麦屋つえこ。(彼女も役職の正式名称を失念していました)
そんな人に当たったらーー絶対におススメされてしまう!!
体をこわばらせながら、メイクアップ担当さんの一手を待ちます。
そして、あんまり会話とかもせず、精練された仕草ですっと一本のピンクの口紅を手に取り……。
「お客様の肌色にはこちらがお似合いになると思います(こんな感じのめちゃくちゃ丁寧セリフと所作)」
は、早い!!!!!
噂に違わぬ早業でした。初手から王手です。
ゴルフならホールインワンというところ。
私は恐る恐る聞きます。
「試しても、いいですか?」
ウーマンは快くOKしてくれました。
そして、透明なグロス(伏線)を唇に引き、手慣れた仕草でグロスタイプのルージュを塗ってくれます。
使ったのは同じくPICOの【07・ゆびきり】です。
8色の中で最も鮮やかなピンク色でした。
塗り終わる前、後ろからヒューという声が上がりました。
なんと……めちゃくちゃ似合っていたのです。
おぬし……そ、その一瞬で見抜くとは何者……!?
そんな凄い仕事ぶりにも関わらず、聞いたものに役職を覚えさせないなんてただ者ではないです。
さて、シズカレッドは重たく上品な赤!という感じがしますが、こちらの口紅は華やかで、下地につけたグロスのお陰でとても潤っています。
秋冬で活躍しそうなシズカレッドに対して、こちらは春夏に重宝しそうです。
そして色もピンク系なのでとってもとっても可愛いのです。
お恥ずかしながら、私は可愛い系大好きガール(31)なので、ピンク系が似合ったことにとてつもない高揚感を覚えました。
こちらを塗れば、服もかわいい系を買いやすくなりそうです。
買う。
Intel・Celeronの入っているPCよりも優秀なスペック(大学を出ている)の頭脳がピンク色リップとともに駆け抜ける春の青写真を次々映し出します。
めっちゃインスタ映えする暮らしができるぞ!!!!!!!
このリップ、めちゃくちゃすごい所があって、塗った瞬間に顔色が数段明るくなりました。
脇にいた二人が盛り上がり、ホストに初めて来たオタクのような状態になりながらも、内心
「やだ、これが私???」
などと、お決まりのフレーズが脳裏をよぎりました。めっちゃ恥ずかしい。
シズカレッドと併用しても使えそうです。
■牙を剥く見繕いましょうかウーマン、立ちはだかる「神コスメ」
そうして、お似合いの色を見繕い、ウーマンは丁寧な所作で去って行きました。
すごい、カッコ良いぞ、見繕いますウーマン!
しかし、PICOを買うと決めたはいいものの、もう一つの試練が立ちはだかります。
それは、透明なリップグロス、クリスタルジェルグロス。お値段3500円なり。
メインのピンクのリップよりも高いじゃん!!!
しかし、お似合いの色を見繕われたことによる高揚感は私をバカにし、IQは2ぐらいにだだ下がってしまいました。ばなな。
そして追い討ちをかける、「こちらのグロスは神コスメと呼ばれており、他の場所にも使えますよ」攻撃。
正直ツヤ感とかよくわからないけど、なんか隣を見たとき、じっとり濡れてるのっていいな、とIQ2なりに頑張った次の瞬間、
「買います」
買ってしまった。
そんなわけで予算オーバー。タイトル通りチャレンジ失敗です。申し訳ない!
とはいえ、チャレンジ失敗分の無色透明のグロスは、冬にも使えるので「春色のリップ」には含まれません。
許してもらえると嬉しいです。
罰として財布がさみしくなってますから!!!!
その後、かつらさんもPICOの赤いリップを試し、それがとても似合っていました。
人のお化粧を見るのってすごくアガりますよね。
もともと綺麗な顔のかつらさんが、ますます女性らしく引き立つ様を見て、なんだか嬉しくなったのです。
こうして、気分を高揚させたまま、大満足で資生堂の赤い袋を得て、スキップしそうな心持ちで新宿を後にのでした。
じつはこのところ、精神からくる体調不良によってお化粧をして外に出る機会が減ってしまったのですが、これをきっかけにまたお化粧がしたいなぁとモチベーションを回復させることに成功しました。
先日の日記で触れた友達同様、資生堂も私を外の世界に引き戻すために手伝ってくれたのです。
もちろん、一緒にお化粧品を選んでくれた筏田かつらさん、蛙田あめこさんにも感謝です!!!
みんないつも本当にありがとうございます。
資生堂さん、これからもぜひ、よろしくお願いします!
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