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【幼児でも】水無瀬川で、水の生きもの探索【安全】
はじめて川へ入る3歳児と一緒に、水無瀬川へ水の生きものを探しに行ったレポートです。
経緯
ひと月ほど前、娘との会話の中で「エビ」や「ザリガニ」は見たことがあるけれど、「カニ」 はまだ見たことがないという発言があり、それを知ったパパの「カニを捕まえにいこう」という提案から、後日川まで行くことになりました。
当日
この日は朝からドライブをして色々な川をめぐりましたが、水深が深いところや流れが速いところなど3歳児では厳しそうな川も多く、探索場所を決めかねていました。
そしてお腹も空いてお昼ごはんを食べたあと、しばらくして辿り着いたところが水無瀬川でした。
地図でいうと上図のあたり。
東大寺公園横にある高速道路の真下に、夏休み中の子供たちが集まっていました。
探索前の準備
無料の駐車場があったので車を停めて、娘はTシャツに水着パンツの上からズボン、古くなった運動靴を履かせて川へ向かいました。
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高架下の川の水深はくるぶし程度、幼児でも問題なく入れる深さです。
高架下から外側の水深は少しずつ深くなっていて、成人女性のお尻下くらいまでの深さでした。
子供たちが泳ぐにはちょうど良い深さですが、今回は生きもの採集が目的のため、娘には高架下からあまり出ないように伝えていました。
娘は、全身水着ではないことや、浮き輪を用意していないことからも、「今日は泳がない日」と理解してくれたように思います。
水の生きもの発見
川の中へ入ると、すぐにたくさんの生きものが見つかりました。
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魚や貝、ザリガニ、お目当てのカニも、生きものが得意なパパがどんどん捕まえてきます。
娘は、少し怖がって触れようとはしないものの、自宅から持ってきたカゴに入れてもらって嬉しそう。
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採集中は、パパの後をいっしょうけんめい追って川の中を進み、途中、川底をゴソゴソと漁って、カワニナという巻貝をカゴに入れる姿もありました。
採集結果
探索を始めてから30分ほど経った頃、カゴがいっぱいになってきたので数をかぞえると、サワガニ5匹、ヨシノボリ1匹、カワニナ1匹が入っていました。
捕まえた生きものをカゴの外からじっと観察し、娘は「持って帰る!」と張り切っていましたが、「みんなのパパとママが探しているよ」と声をかけると、可哀想に思ったのかすぐに川の中へ戻していました。
ルーペを持ってきていたら詳しく観察できたなと反省もありましたが、最後まで娘が楽しそうにしていたので良かったです。
帰宅後
自宅へ戻ったあとは、今回見つけた生きものを娘と一緒に図鑑で確認しました。
使用した図鑑は『WONDA POCKET もって歩ける図鑑』シリーズの、『水の生きもの』。
小さくて持ち運びがしやすいので子供も扱いやすく、大まかな分類が理解できればいいという幼児にはピッタリです。
私たちは図書館に置いてあったものを借りていますが、調べると新品ではもう取り扱いが無く、大きなサイズの図鑑は現在も販売されているようです。
感想
今回は下調べ無しで遊びに行きましたが、川の水深が浅かったこともあり、安心して娘と遊ぶことができました。
写真には写っていませんが、日曜日のお昼過ぎに到着して、私たちの他には40人ほど居たと思います。
大きい子供たちが多かったので、水深が浅いところはあまり混雑している感じはありませんでした。
ただ、石がゴツゴツとしていて裸足やサンダルでは転倒しやすく危険なため、これから行かれる方は濡れても良い運動靴かマリンシューズの着用をオススメします。