11月10日(日)『ロボット・ドリームズ』
久々に何も予定がない休日。嬉し過ぎる。家から新宿まで徒歩で50分ほど歩く。「アトロク」の『ドロップ』映画評と「桃山商事」のフるのはいいけど人格だけは地続きにしておいてください回を聴きながら。
新宿武蔵野館にちょうど良い時間に到着して『ロボット・ドリームズ』を観る。擬人化された動物たちが生活する1980年代のニューヨークを舞台に犬とロボットの友情を描くアニメーション映画。15時の回、客席はほぼ満席。映画は台詞無しで表情やアクション、使われる音楽など最小限の要素であることで、登場人物たちの感情が強く伝わってくる。固有名詞的な細かいディテールが描き込まれた80年代ニューヨークの空気感も堪らない。なんとも切なくビターだけど、とても温かい気持ちになった。アース・ウインド&ファイアー『セプテンバー』がこれ以上なく素晴らしい使われ方をしていて、その場面で思わず落涙。
夜、Aさんからご飯の誘い。Aさんとは六年前くらい前に仕事で知り合って、最近イベントで再開した。自分に何かしら興味持ってもらえるのは嬉しい。ただ、今週来週の夜の予定が主に仕事関連で埋まっており、唯一空いてた日に行くことに。ポッドキャストの収録もあるし、何もない日を作りたかったが、こういう縁は大事に優先しよう。