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人工知能

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人工知能に関する情報と考えを集めました
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記事一覧

超知能がある未来社会シナリオコンテスト受賞作品(人工知能、39 巻, 4 号, 2024年より)

はじめに「人工知能2024年9月号」(人工知能学会)小特集「超知能がある未来社会」コンテストの入賞作品が掲載されているので、作品の感想を述べます。 (ファイ)の正夢(有路 翔太,雨宮 優,門井 翔佳,高橋 翔(Sho T),榊 みや子) 年表 2020年から2023年頃 生成AIという言葉がバズワードになる 2025年 人間の中央値レベルの能力を保有するAGIの誕生 2030年 超知能が実現 安全性のため世界中で予防的な逮捕や監視が実行される 2035年 中東のある勢力

会話系AI(2023年9月14日更新)

はじめに会話系AIのつぶやきが爆発的に増えているので 「会話系AI」を2022年、2023年1月、2月、3月、4月、5月、6月、7月、8月アーカイブを分離しました 本文末にリンクがあります 会話系AIについてのnote会話系AI注目情報(~2023年9月5日)#PremierPro 2023年9月14日(NEW!) #IconGenerator 2023年9月5日

芸術系AI(2023年9月14日更新)

はじめに芸術AIの情報が増えて、更新が重くなってきたので2022年と2023年1月、2月、3月、4月、5月、6月、7月、8月をアーカイブとして分離しました 本文末尾にリンクがあります 芸術系AI注目情報(~2023年9月4日)#Photoshop 2023年9月14日(NEW!) #AdobeFirefly 2023年9月14日(NEW!) #Colorpikink 2023年9月4日 #AIお姉ちゃん 2023年9月4日 #animateDiff

AI学術情報(2023年9月14日更新)

はじめに「AI学術情報」の2022年、2023年1月、2月、3月、4月、5月、6月、7月、8月を分離しました 本文最後にリンクがあります AI学術情報(~2023年9月2日)#LLMの幻覚知覚 2023年9月14日(NEW!) #OCR修正 2023年9月3日 #論文要約 2023年9月2日

Language&Robotics研究会

はじめに人工知能の研究者が運営している Langage and Robotics研究会 門外漢が聴講して良いものかどうか迷ったが 第10回に思い切って参加登録したのがはじまりで 今では毎回楽しみにしています 講演会の動画、スライド、質疑応答がすべて公開されているのもすごいところです。 回数が増えてきたので、こちらのメタnoteを作りました Language&Robotics研究会のHP今までの講演会の資料がすべて揃っています Language&Robotics研究会

因果推論の科学(2023年7月10日統計的因果推論追記)

ベイジアンネットワークを用いた未来予測と因果推論に貢献した業績でチューリング賞を受賞した著者が自ら理論の限界に気づき、環境に働きかけること(介入)で一段、事実に反する仮定を想定すること(反事実)でさらに一段高所から因果推論を行う理論展開を試みたチャレンジングな一冊。著者自らが考案した因果ダイアグラムをチェーン、フォーク、コライダーに整理し、さらにバックドアの概念を導入すれば因果推論が明瞭に行えることを示す。 #わたしの本棚 #因果推論の科学 はじめに「人工知能」の「データ中

スマホでAIチャット(2023年4月27日現在)2023年5月1日絵も描けるようになった

AI(Microsoft Bing)とチャットする方法STEP1:ストアに行くiPhone:App Store に移動する Android:GooglePlay に移動する STEP2:無料アプリを購入する「Bing」アプリを検索し、 以下のマークのアプリを購入する(無料) STEP3:アプリをタップするアプリのアイコンをタップして起動すると、以下の画面になります STEP4:話しかけるキーボードで入力するか、マイクをタップして音声入力してみましょう たとえば「素数を

2022年度AIPシンポジウム成果報告会特別講演「大規模言語モデルの驚異と脅威」

はじめにTwitterで、「大規模言語モデルの驚異と脅威」の講演が、素晴らしくよくまとまっているのでぜひ視聴してくださいとの「つぶやき」が流れてきた 講演は43分だが、簡潔でかつ必要十分な内容だったので 私の備忘録を兼ねて本noteに概要を記載しておきます AIP(理化学研究所 革新知能統合研究センター)シンポジウム本講演は、2022年度AIPシンポジウム成果報告会の特別講演として企画された。AIP成果報告会は、全ての講演のビデオとポスター発表のポスターが公開されているので

AI絵の作り方(2023年3月26日時点)

AI(BingImageCreator)を使ってAI絵を描いてみましょう 注意:場合により、マイクロソフトアカウントの確認を求められることがあるようですこの場合は、以下を参照してください STEP1:以下のボックスをクリックしますhttps://www.bing.com/images/create?FORM=GENILP、すなわち 以下の画像のMicrosoftBingサイトが表示されます STEP2:コマンド窓に描きたい絵の英文を入力します(絵の①)例:Vocaloi

奇跡がくれた数式

インドの数学者シュリニヴァーサ・ラマヌジャンの実話。ラマヌジャンは数学のインスピレーション能力が抜群で、本人は「女神が降りてくる」と表現する。タクシーのナンバー1729を見た瞬間に、2つの三乗数の和に分解できる最小の数字であるという特徴を見つけ出す。優れた近似式の発見も得意である。常人には355/113が円周率の近似など思いつかないが、彼には高度な近似式が次々と湧いてくる。しかし彼は数式が近似になる理由が証明できない。数奇な運命をたどる数学者の物語。 #奇跡がくれた数式 奇

ウォーゲーム

パソコンオタクでゲーム好きの少年が、新作ゲーム会社をハッキングしようとして、ペンタゴンの防衛システム「ジョシュア」にアクセスしてしまう。ペンタゴンは、人間が核のボタンを押すのをためらうため、全権を「ジョシュア」に置き換えた直後だった。ゲームと信じて自分が住むシアトルへの攻撃を命令する少年。「ジョシュア」は人間の子どもとして育てられた人工知能で、現実とゲームの違いが理解できない。緊張は高まり、世界は第三次世界大戦の淵に立つ。少年は如何にして世界を救うのか? #ウォーゲーム は

クララとお日さま

#クララとお日さま #わたしの本棚 物語は、店のショーウインドウに展示された、一世代前の人工親友「クララ」の見ている世界からはじまる。店内には最新型の人工親友もおり、あたかもそれぞれが一人の「人間」であるかのように振る舞っている。 店長は、ペットショップのペットをかわいがるかのようにそれぞれの人工親友の面倒を見ている。 ある日、かわいらしい女の子「ジョジー」がショーウインドウにやってくる。クララを気に入ったようだが、なかなか購入してはもらえない。やきもきしていると、やがて

【第60回AIセミナー】「言語を用いて経験を共有可能なロボットの実現を目指して 」を聴講して(2022年11月30日)おまけ(2023年2月9日追記)

はじめにTwitterのTLに、谷口先生のTweetが流れてきた。 なんと、本日午後3時からのオンラインセミナーで講演されるという。 申込みページを開くと、おっとびっくり、空きがあるではないか! 谷口先生のJSAI2022の無料公開スライドを拝見して、現在どのようなことに注力されているか、おぼろげに把握していたが、直接本人からお話しを聴ける機会はなかなか得られない。 たまたま時間が空いていたラッキーも重なり、人工知能との対話に関する貴重なお話を2本まとめて聴講することがで

GPT-4は特異点になるか?(2022年11月28日)2023年5月4日谷口忠大先生寄稿論文追記

はじめにGoogleがGPT-4を近々公開する。 note「芸術系AI」に収まりきらなくなってきたので 本noteでは、現在のAIの到達点と今後の方向を考えてみた (注:本内容は、非AI研究者の戯言の可能性があります) GPT-4GoogleがGPT-4を公開する。 GPT-4の学習パラメータはGPT-3の500倍の約1000兆個。 これは人間の脳のシナプスとほぼ同じ数 [1] [1] GPT-4 GPT-4が、GPT-3の強化版なら、GPT-3にできないことはできない