鉄印帳旅(根尾谷断層) #60
前回からの続きです。
今回はちょっと長めの記事となっております。
◇◇◇
根尾谷断層公園
樽見駅を出発して降りたのは隣の駅「水鳥駅」
開運駅とも言うらしいけど、開運橋には行かずにもっと気になる方に歩きます。
いい名前の駅ですね。水鳥駅。
線路の横を歩くこと2分。
目の前にピラミッドのような建物が現れます。
文字が見えないけど、根尾の断層と書いてある?
つまり右手がこんもりと盛り上がっっているのは断層ってこと?
隣には樽見鉄道の高架があります。
これは断層を越えるための高架なんですね。
怪しげな橋を渡り、
狭い道を抜けると
根尾谷断層公園の看板がありました。
ここには
・地震資料館
・地震体験館
・地下観察館
の3つのエリアに分かれた展示があるようです。
まずは中に入ってみることにします。
◇◇◇
地震体験館
入館料は500円。
しかし、自分は薬草列車の割引券が付いていたので350円になりました。
そして、受付で
「地震体験館、体験されますか?」
と聞かれたので、
「はい、もちろん!」
と答えるとさらに200円だそうで。1枚を購入し、中に入りました。
中にはイスがあり座って、震度6強クラスの地震を3Dメガネで体験できるそうです。一番前に座ったら、
「一番後ろがいいですよ!」
とオススメされたので一番後ろに座りました。
観客は自分1人。
前に、スタッフが1人。
最終上映の貸切でした。
◇◇◇
あらすじ
話としては、ほとんど忘れてしまったので適当に書きます。
※登場人物名もうろ覚え。😆
小学生のイクオが、同級生の女子タマキから
「昴星っていくつあるか知ってる?」
「昴星が消えるとき不吉なことが起きるんだって」
といった話を聞かされるところから物語は始まります。
昴星が消える夢を見たイクオは遠足で根尾谷断層公園にやってきます。
タマキは祖父が危篤で来れないらしい。
友達2人と一緒に付近を散策していると突然の雷雨に襲われて、雨宿りのために古い民家に駆け込みます。
すると、そこには明治時代の新聞が。
そしてなぜか震度6強の地震が彼らを襲います。
倒れ込んだイクオの周りに鉈や鍬がサクッと落ちてきます。
1891年(明治24年)10月28日に発生した濃尾地震(マグニチュード8.0)の現場に彼らは送り込まれたのです。
果たして彼らの運命やいかに?
とまぁ、こんな感じです。
イスが猛烈に動くのと、3Dメガネで刃物が飛んでくる様は、正直に言ってホラー映画に近いものがありました。😆
この動画を見るには通常は全部で700円必要ですが、その価値はあると思います。
怖い思いがしたい人はぜひオススメです!(違)
地震の揺れを体験したい人にぜひオススメです!
震度6強がどれぐらいの揺れなのか、覚悟して体験しておくことはとても良いことだと思います。
なお、エンドロール見てる間も気が抜けませんよ!😨
◇◇◇
地震資料館
地震資料館はこんな感じでした。
プレートを見て改めて思う。
日本はどこで地震が起こってもおかしくないね。
アフリカ最大の湖、ビクトリア湖の左側に細長いタンガニーカ湖などがあるのですが断層によって作られた断層湖というらしい。
断層を体感できるジオラマ!
スイッチを・・・ポチッとな!
ぐぐぐっと断層が持ち上がりました。
◇◇◇
地下観察館
3つある館の最後、地下観察館にやってきました。
ここでは断層を掘って露出させており、6mの縦ずれ断層となっていることが分かります。
急に足元が6mもズレたら怖いなー。落ちたら大ケガしますよ。
よく出来た施設なんだけど、平成14年の集中豪雨でこの辺り一帯が水没したらしい。
地震に洪水に大変な地域なんだなって思いました。
◇◇◇
断層展望広場
見学を終えて、外に出ました。
廃業した喫茶店のナマズに哀愁を感じる。
近くにある断層展望広場というところに登ってみました。
もう日が落ちて見づらくなってしまいました。
この先が、こんな風に一瞬でせり上がったんだよと分かる写真。
かげって見えづらくなってしまいました。
谷の夕暮れは早いな。仕方がないですね。
せっかくなので断層まで歩いてみました。
ここが国指定特別天然記念物 根尾谷断層だよと言われてもピンとこないし、道路で何度も通過したことありますけどね。
しっかりと地震について学ぶことができました。
そして水鳥駅に戻り、樽見鉄道に乗りました。
◇◇◇
帰宅までのいろいろ
この後、帰るわけですが・・・
谷汲口では古い車両がいたので撮りたかったけど停車場所が遠く時間もないため近寄れず。気づくのも遅かった。
モレラ岐阜駅で降りてちょっとお散歩。
柿の木畑で焚き火しているのを見ると懐かしく感じる。
モレラの中もお散歩。
半額だったから買ってしまった。コーヒーは100円。
電車を待つ間に食べる。ぱくぱくぱくー。
大垣駅に着き、美濃赤坂線に乗って実家に行き、しばらくくつろいだあと、家に帰宅。
帰り道でラーメンを食べて帰りました。
と言っても、行く店、行く店が21時閉店でやっておらず、走り回ってやっと営業しているお店を見つけました。
担々麺が大好きです。
良い1日でした。
終わり
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