鉄印帳旅(阿佐海岸鉄道) #211
前回からの続きです。
DMV
むろと廃校水族館でバスを待ちます。
13時56分。
青い車体のバスがやって来ました。
はい。どこからどう見てもバスですね。
車体に描かれた伊勢エビちゃんが可愛い。
乗り込みましたが、やはりバスです。
なお、このバスに乗るためには事前に予約しないといけないのでご注意を!
後ろの席とかちょっと狭い。バスですからね。
バスは国道を走っていきます。
道路の段差でぐぁんぐぁん。
時速50km~60km程度で走るので、後続車がたまに抜いていきます。
道路からだと眺めがいいことは多いですね。
鉄道だと道路より1段上で電線が入ることが多いんだけど。
海の駅東洋町ではいろんな人がこちらを見ていましたよ。
モードチェンジ
しばらく先に進むと田んぼの中に現れる高架。あれはなんだ?!
時刻は14時41分。
むろと廃校水族館からの45分ほどのバス旅はここで終わりを告げます。
えっと・・・。目の前には線路。
そう。これが世界初のDMV(デュアル・モード・ビークル)
道路と鉄道の両方を走れる車なのです。
なお、タイヤから車輪へのモードチェンジは1分間ほどで行われるのですが、その間の車内には阿波おどりの音楽。ここは徳島ですからね。
(追記:甲浦駅は高知でしたが、隣の宍喰駅より向こうは徳島です)
モードチェンジが完了すると「フィニッシュ!」と感情のこもっていない声とともに音楽が終了します。
これはぜひ自分の目と耳で確かめていただきたいです。😁
14時48分。
宍喰駅で下車しました。
線路を走るバス。トヨタ車製。鉄道に比べたら10~20%ぐらいのコストで作れるんだとか。
車体重量も10~20%で線路への負担も少ないらしい。
長く走り続けて欲しいですね。
実は落ち込んでいた
この旅を当初計画した時に気づいていなかった失敗が1つ。
飛行機に乗っていて気づいた失敗が1つ。
合計2つの失敗をしていたことに気づきました。
1つ目の失敗は仕方がないなと思ったのですが、(それはまた後日)
飛行機の中で、2つ目の失敗に気づいた時は身悶えましたよ。
あぁ、なんて自分はバカなんだと。脊髄が疼いて苦しかったです。
その失敗とは・・・。
鉄印帳を忘れたんです。
鉄印帳旅と名乗っているのにね。
鉄印は鉄印帳を持っている人に発行するのがルール。
「鉄印帳忘れたんです」
そう駅員さんに告げると・・・
「鉄印帳購入されますか?フリー版もありますよ」
普通の鉄印帳は2200円。
フリー版は1320円で多少はお安い。痛い出費だけど。
もしかしたら特別なデザインの鉄印を買ったりしたらこちらに貼ればいいのでもしかしたらいつか購入していたかも知れない。
今回、やむを得ず購入したのは運命だったのかもなーと、ここでようやく脊髄の疼きから解放されたのでした。😁
伊勢えび駅長も、そう落ち込むんじゃないよと言ってる気がしました。😁
宍喰駅
そんな宍喰駅ですが滞在時間は15分足らずなので観光はできず。
(たまたま次発の間隔が短かった)
DMVは既存のホームの高さには降りられないみたいですね。
今度は赤い車体。
一体、どうなっているんだ?と、じっくりと見たくなってしまう。
車体にはあの人が・・・。
予約をしなくとも乗れるみたいですが、人が多い時間帯だと、満席になることも。あまり満席になることはないようですが。
阿波海南駅
鉄道と違って、運転中に自由に車内を行き来できないのがツラい所。
予め、自分が座りたい席を予約した方が撮りたい写真が撮れるかもですね。
自分は阿佐海岸鉄道の終点「阿波海南文化村」まで行かずに「阿波海南駅」で下車します。
こちらで下車。
それからJRの列車が来るまで・・・のんびりと待ち。
でも待っていたらまた同じ車両が戻ってきましたよ。
終点まで行って戻ってくることもできたな。
なんとなく哀愁漂う後ろ姿。
その後も青い車両も見送り。
こっちの方が先に行ったはずなのに休憩していたか?
近所のお菓子屋さんでお菓子を購入。
ちょっと食べにくいけど美味しいお菓子でした。
続く
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