たくさん歩く(はまぐりプラザ) #251
ある日、突然はまぐりが食べたくなりました。
どんな味だったっけ?はまぐり。
はまぐりと言えば
「その手はくわなの焼きはまぐり」
ということで、はまぐりくわなあかん。
だから桑名に行こう。
江戸の頃は東海道の熱田の宮宿から七里の渡しで船で行った桑名宿。
自分は伊勢湾岸自動車道に乗り、湾岸桑名インターで降りました。
対岸にはナガシマスパーランドが見えるなぁ。
インターを降りて車で川沿いを走ること、数分。
川の堤防の中に車を停めました。
目の前を流れるのは揖斐川と長良川でここで合流して1本になってる。
合流後は揖斐川として流れるらしい。
長良川は海まで流れてなかった!残念。
堤防の駐車場の外側にある建物には
はまぐりプラザと書いてある。
「かいます」と書いてあるけど貝を売ってくれるお店だと思う。
はまぐりプラザに裏から入ったら2階に行けとな。
あぁ、表の道路からだと2階に行けるのはそのためか。
午前11時開店で少し遅れたせいで、受付を済ませて待つことにした。
待ちが3組ほどいるらしいので15分ほどはかかるだろう。
2階から裏を覗くとたくさんの係留された船。
はまぐりプラザにははまぐり漁に使いそうな道具などが飾ってありました。
昔、じいちゃんとこの辺りにじいちゃん特製のカゴを持って、シジミを取りに来てたけど、あれはやっぱり密漁になるんかな?
シジミの味噌汁は美味かったなぁ。
ちょっとはまぐりプラザを見て周り、戻ってきてしばらく待つと案内された。
料理をどれにしようかな~って悩む。
予約はしていないのでAの焼きはまぐり定食は無理。
焼きはまぐりを食べたいので必然的にB.赤須賀定食に決定。
しらうお丼とかも食べたいけどなぁ。
焼きはまぐりは全部で4つ。
最初に2個を網に乗せる。
待つこと数分。
ぱっかーんとはまぐりが1つ開いた。
1つは開かないので、残りの2つを乗せる。
こちらもパカーンと開いた。
2個目の身が大きくてうれしかった。
3個目は少し小さかった。
そして2個目に焼き始めた貝が最後の1個となったがどうしても開かない。
スタッフの若い女の子に
「開かないんですけど~」と伝えると
「アルミを開けちゃうと蒸気が逃げちゃって開かなくなりますよ」
と素手でアルミを開いて貝を確認し、箸を使ってアルミを密着するように締め直した。
最初に
「砂が入っていたり、開かない貝でしたら交換しますので遠慮なくおっしゃってくださいね」
と言っていたので、これは開かない貝なんじゃないか?と期待する。
いや、交換してもらったらまた焼くの面倒なんだけどさぁ。
やっぱりしばらく待っても開かないので
「手で開けていいんじゃないのですか?」
と伝えて、わずかに開いていた貝を無理やり開いてみた。
ちょっと水分が失われているがまだ十分に水分が残っていた。
やっぱり焼き方が弱かった?
そんなことを思いながら、最後の1つも美味しくいただきました。
続く
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